西武・平良海馬が保留 起用法をめぐり折り合いつかず「先発か中継ぎかでサインできない状況です」
西武・平良海馬投手(25)が3日、埼玉・所沢市の球団事務所で契約更改交渉に臨んだが保留した。その理由について「配置です。先発か中継ぎかの件で、サインできない状況です」と説明。来季、先発復帰を求める平良と中継ぎで起用を考える球団と折り合いがつかなかった。 【写真】2年前の契約更改でも先発転向が認められず保留した西武・平良海馬「大爆発です」 先発転向2年目の今季は5月に右前腕の張りを訴え長期離脱を余儀なくされ、8月に復帰後は中継ぎを務めた。22試合(うち5先発)の登板で2勝3敗、防御率1・66だった。先発転向した23年シーズンにチームトップの11勝(7敗)をマークした平良は「先発の方がチームに貢献できる」と先発復帰を強く願った。 平良は今季の年俸が2億5000万円(推定)だったが、来季の年俸については触れなかった。