「俺にマウント取ってんの?」妻への“嫌味返し”がエスカレートする夫の心理。放置すると離婚の原因にも…
こんにちは。人生や人間関係を上手くいかせたい共働き女性に向けて本質思考をアドバイスする、リアライフカウンセラーの藤本シゲユキです。 夫婦関係に亀裂が入る理由はいくつもありますが、その中の一つに「嫌み返し」があります。 どういうことかと言うと、たとえば何か良いことがあったから、それを妻に伝えたら「あなたは気楽そうでいいわね」と言われる。 仕事が最近順調だからそれを夫に報告したら、「お前の自慢なんか聞きたくないよ」と言われる。 【漫画】「ここの家賃を払ってるの俺だろ?」妻にキレる夫の、呆れた言い訳にドン引き…… つまり、喜びや楽しさを共有してほしくて言ったのに、嫌みで返されてしまうというわけです。
夫婦関係を悪くする「嫌み返し」
「そんな心が狭い人と結婚してかわいそう」という意見もあるかもしれませんが、生きていると何が起こるか分かりません。 本当は一緒になって喜んであげたいけど、今の状況が大変だったり上手くいってなさすぎたりして、素直に喜べないということだってあるからです。 たとえば、婚活を頑張っているのに難航している女性がいるとします。 「もしかしたらこのまま結婚できないのではないか?」という不安を抱えながら、この女性は婚活をしています。 そんなとき、彼女の女友達の1人に結婚が決まったとしましょう。 このような場合ほとんどの女性が、一緒になって喜んであげたいのに、素直に喜べないんですよ。 「友達の幸せを心から祝福できない自分はなんて嫌な人間なんだ」という自責の念を抱える女性も珍しくないのですが、素直に喜べないのが僕は正常だと思います。 友達の幸せや成功を素直に喜べないのは、今の自分にそれだけ余裕がない証拠だからです。 自分の状況が上手くいってなかったり大変だったりするとき、なんだか機嫌良さそうなパートナーの姿を見たら、距離が近いこともあり、つい嫌みの一つでも言いたくなることはあると思います。 ずっと一緒にいるんだから、ちょっとは察してほしいし気を使ってほしいと思うのは、しょうがないことかもしれません。 とくに不調続きで大変な状況なのに、ニコニコ顔で幸せ話や成功体験を語られたらほとんどの人が、ちょっとは空気読んでくれやと思うのではないでしょうか。 僕もそのような状況になったら同じことを思うはずです。