欧州プリンセスは「自国カラー」を纏って全力応援! パリオリンピック開会式ファッションを分析
また、開会式スタイルがこちらですが、同じくパンツスタイルで、全身を赤×白でコーディネート。まさに、デンマークのフラッグカラー・コーデです! カシュクールになった光沢ある素材のブラウスは、自国デンマークのデザイナー、Jesper Hovringのもので、この時初お披露目されたニューアイテム。 白のワイドパンツは、仏ブランドのANDIATAで、開催国と自国を融合させたブランドコーデということになりますね。 メアリー王妃の母国オーストラリアのブランド、SCANLAN THEODOREのベルトを含め、その他小物は、すべて使い回しアイテムで賢くコーデ。ブラウンのクロスボディはクロエ。見えにくいのですが、靴は赤のロック・スタッズ・パンプスで、ヴァレンティノのアイコン的デザインを合わせて、程よいアクセントをつけられています。 華やかさをもたせながらもスポーツイベントらしく、パンツを基本にしたスタイルにされ なおかつ自国応援を印象付ける、色チョイスがお見事だったメアリー王妃です
マティルダ王妃(ベルギー)
ベルギー、マティルダ王妃のレセプションファッションは、白。 ノースリーブのジャンプスーツにハイネックのケープが重なったようなデザインのこちらは、やはり自国発ブランド、ナタン クチュールのもの。 シャンパン色のクラッチやパンプスが、白のお洋服にとても上品にマッチしています。
そして開会式では、一転赤のドレス姿のマティルダ王妃。 クラシックなデザインが印象的なこちらも、同じくナタン クチュールのもの。 クラッチや靴など、同系色の赤でまとめつつ、イヤリングをゴールドにし、黒黄赤のフラッグカラーから2色を使ったコーディネートといえるでしょう。または、開催国フランスとの共通カラーとして、赤を選択されたのかもしれませんね。 上品で女性らしいファッションがお得意な王妃、全身、実は着回しアイテムながらも、とても素敵でした。