欧州プリンセスは「自国カラー」を纏って全力応援! パリオリンピック開会式ファッションを分析
シャルレーヌ公妃(モナコ)
最後は、モードなお洒落大好き、モナコです! シャルレース公妃のレセプションファッションは、意外にも黒をチョイス。 アレキサンダー・マックイーンのノースリーブのタンクトップ型トップスに、ウェストにボウとトレーンが施されたパンツとのセットアップに、ルイヴィトンのクラッチをあわせた、エッジの効いたシャルレーヌ公妃らしいスタイルでした。 お隣のアルベール2世が、プリンスらしくコンサバなブルーのスーツゆえに、夫婦としてのカップルコーデとしては少し違和感はあるものの、仏的モードファッションを着こなす、という点では言うことなし!な公妃でした。
一転して、開会式ではこんなファッションだったご夫妻。 アルベール2世が、赤のジャケットに白のパンツ、赤×ライトグレーのストライプタイ。 そしてシャルレーヌ公妃が、白のワントーンコーデと、ご夫妻でしっかり自国を応援すべくフラッグカラー(赤白)になっていることがわかります。 また注目は、シャルレーヌ公妃のジャンスーツ。ルイヴィトンのビスポークで、シルバーのアリゲーターのレザーバッグと同ブランドと、開催国を代表するブランドからの新アイテムです。 メタリックのポインテッドパンプス(ジャンヴィト・ロッシ)と合わせて、全身で近未来的なモードスタイルが、やはり公妃ならではな上級スタイルです。 そんなお洒落プリンセスも取り入れていらしたのがジャンプスーツ。4名×2スタイルの合計8スタイルの中で、ジャンプスーツを着用コーデが3つ。 加えてパンツスタイルが2つと、総合的にみると、パンツスタイルが5コーデと大半ということに。 スポーツイベントであることや、昨今のトレンドとも言えるほどに、ジャンプスーツがお洒落に進化したこともあるのでしょう。華やか、かつ動きやすさも◎のジャンプスーツが、王妃の人気オリンピックアイテムになりました。 始まったばかりのパリオリンピック2024。自国のアイコンカラーをまといながら、熱心な応援が続くロイヤルの皆様に今後も注目です。
MIZUHO NISHIGUCHI