「リールは左ハンドルが良いのか…」「右投げ右ハンドルだと遅れる」ギミストの極意を天才に教わる。
最近ボトムアップから発売されたギル系ワーム「ギミー4.5」のジグストが絶好調で釣れてるらしい。そんな噂を聞きつけて、今回のシンドラは、その奥義を設計者の川村光大郎さんに教わってしまおうという企画。果たしてテッペイとティーチャーにも釣れるのか? 【画像】「いちど使うと戻れなくなる噂がある」ギミー4.5inのスペックと価格
ギミー4.5in(ボトムアップ)
川村「今は強すぎるルアーアクションが効く状況は少ないんですね。でも水押しの強さだけは嫌われていない。だから水押しは強いんだけど、動きが優しくてナチュラルなワームを目指しました」 ボディー両サイドのリブは絶妙な間隔で配置され、すべてが水を受けて震える。テールはブルスホッグの手をモチーフにデザイン。またフッキング性能も高い。そんなギミー3.5inをサイズアップした4.5in。こいつの威力を知ると、なかなか3.5inに戻れないという噂もある。
ギミスト用リグ・バージョン1:ジグスト
キャスティングジグ・シリコンラバー3/8oz(EG)にギミー4.5in(ボトムアップ)をセット。短めのシャンクがワームアクションの制限を最小限にとどめ、安定したスナッグレス性も維持。ジグストした時に、ワームがソフトさを失わず、セクシーなうねりアクションを演じる。ワームのずれを防止するためインセットキーパー(リューギ)を使用している。 絶妙な厚みと張りを持つテールは、優しい動きと適度な水押しを両立。光大郎さんは、黄色いマーカーを塗って、よりブルーギルの尾ビレに寄せていた。 ラインアイの結び目が下にずれると上下動アクションを出しにくくなる。最適なアクションを出す角度を維持するため、光大郎さんはアイガード(デコイ)で固定。
ギミスト用リグ・バージョン2:ネコリグ
ギミーのネコリグは、ミドストすると移動距離の少ない優しいアクションでありながら、強力な水押しを発生。食わせ力と存在感を併せ持つ、神レベルのリグなのだ。当然ミドストしたらギミストだ。 フックはN•S•Sフック3/0(ハヤブサ)に自作のガードを付けたもの。シンカーはアノストシンカーTG(ボレアス)の3.5~5g。ワッキーストッパーリングプラス(バスマーク)も使用。