それでも「ポケモンGO」やりますか? やるならやってはいけない“8か条”
7月22日、話題のスマートフォン向けゲームアプリ「ポケモンGO」がついに日本でも配信開始されました。配信開始後、最初の週末となった23日、24日には、街中のいたるところでポケモンGOを遊ぶ人が見られ、早くも社会現象と化しています。ただ、いち早く配信を開始した欧米や日本国内でも、既にポケモンGOを巡りトラブルが多く発生しているようです。そこで今回は、ポケモンGOを遊ぶ人が注意したいポイントを“8か条”にまとめました。 日本でも配信開始、なぜ世界中がポケモンGOに熱中するのか?
【その1】歩きスマホ、ながらスマホはするべからず
ポケモンGOを遊ぶ人が最も注意したいのが、スマートフォンの画面を見ながら移動する“歩きスマホ”や、自転車や自動車の運転中にスマートフォンの画面を見る“ながらスマホ”です。 歩きスマホは、他の人とぶつかって怪我をさせたり、自分自身が怪我をしたり、またぶつかった人とトラブルになったり、交通事故の被害者になってしまったり、多くの危険があります。実際に海外では、ポケモンに夢中になって車に轢かれたり、足を滑らせて崖から転落したりなどの事例も起きています。国内でも、携帯電話会社や鉄道各社などは歩きスマホの防止に全力を挙げていますが、ポケモンGO開始以前から歩きスマホを巡っては、駅のホームから転落したり、他人とぶつかって怪我をさせたりといったトラブルが後を絶ちません。十分に注意が必要です。 また、自動車・自転車を運転しながらの“ながらスマホ”は、一歩運転を間違えると命を落とすような大きな事故に繋がる危険があります。海外では運転中にポケモンGOをプレイして木や他の自動車に激突したり、日本国内でも自転車・自動車の運転中のスマートフォンの使用が道路交通法で禁止されていることから、既に検挙事例がいくつも生まれていますので十分に注意が必要です。自動車を使ってのポケモン探しは、駐停車禁止場所での駐停車や路上の違反駐車、他人の敷地や店舗駐車場への無断駐車などのトラブルもあるため、控えるのが賢明だと言えるでしょう。 ポケモンGOは、ユーザーの現在位置から出る円形のセンサーの中にポケモンやポケストップ(アイテムなどがもらえる場所)があれば、スマートフォンを見ながら執拗にポケモンやポケストップを追いかける必要はありません。移動中もスマートフォンの画面を凝視する必要は全くないのです。 スマートフォンで現在位置を確認する場合にはまず立ち止まり、自転車も安全な場所に停車。移動目標を決めたら、スマートフォンをしまって周囲の安全を確認しながら移動するようにしましょう。近くにあるスマートフォンの細かい画面に意識を集中させてからすぐ遠くの周囲を見渡すと、距離感が狂うことで注意力が散漫になる傾向があります。移動する前に一呼吸置いて落ち着くことが重要です。 ちなみに、大きな公園や駅前広場などにはユーザーが多く集まり、ポケストップで「ルアーモジュール」と呼ばれるポケモンをおびき寄せるためのアイテムを使って、ポケモン集めを楽しんでいるようです。移動しながらのポケモン探しに加えて、こうした安全な場所に集まって遊ぶのもお勧めです。