それでも「ポケモンGO」やりますか? やるならやってはいけない“8か条”
【その4】立ち入り禁止場所に立ち入るべからず
米国でも話題になり、日本でも内閣の菅官房長官が注意を呼びかけるなど話題になったのが、立ち入り禁止場所への侵入です。海外では、軍用地や地雷原、原子力発電所への立ち入りや、誤って無断で国境を超えてしまうといったケースも生まれており、日本でも国が原子力発電所の警備を強化するなど話題になりました。 しかし、身近なところで気を付けたいのが、学校の敷地や企業の施設など誰でも入れるように見えて「関係者以外立ち入り禁止」となっている場所。こういった場所は、私有地と全く同じ考えで、無許可の者が立ち入ると不法侵入として通報される場合があります。例えば、大きな大学などは誰でも入って良さそうですが、学生や職員以外の人は原則的に許可がなければ立ち入ることができません。たとえ敷地内にポケストップがあったとしても、立ち入る際には問題がないか確認するようにしましょう。 加えて、公園などポケモンGOをプレイするのに適している場所でも、記念碑や花壇、養生中の芝生など人の立ち入りを制限している場所がある場合があるので、園内の看板や注意書きなどに十分注意しましょう。
【その5】盗撮・迷惑行為はするべからず
次に気を付けたいのが、路上におけるスマートフォンのマナーです。ポケモンGOではスマートフォンのカメラを使いますが、ポケモンをゲットしようとしてカメラを向けた先に人がいた場合には、それが盗撮行為と勘違いされてしまう場合があります。 盗撮行為は自治体の迷惑防止条例に規定されている犯罪行為のため、被害者の訴えによっては検挙されてしまう可能性も。自分の身の回りの人が誰でもポケモンGOを知っているとは限りません。人が多く集まる繁華街などでは、カメラを向けた先に人がいないかどうか十分に注意しましょう。また、自分自身がポケモンGOに夢中になり過ぎて、盗撮の被害者にならないように周囲に注意を払うことも重要です。 加えて、路上の真ん中で立ち止まって通行の妨げになってしまったり、歩いている途中で突然立ち止まって後ろの人に迷惑を掛けてしまったりする場合や、夜に友人と騒ぎながらポケモンGOをプレイして近隣の迷惑になるといったケースも考えられます。多くの人がいる屋外でプレイするゲームだからこそ、マナーには十分に配慮しましょう。