京都・蛸薬師麩屋町にできた、人気イタリアン監修の新店! シンプルでワインが進む料理をカジュアルに楽しんで
「仲間が集まる楽しい時間にはあまり料理の説明はいらない」と考え、“お客様の会話を邪魔しない、シンプルでお酒の進むおいしい料理”がコンセプト。メニューはアラカルトで、牛、豚、子羊などのメイン、冷菜、温菜、パスタ、デザートなどが並ぶ。
入口横には、京都の古建具をランダムに組み上げた壁で構成したワインセラーがあり、個性あふれる生産者のナチュラルワインが豊富に揃う。
グラス7種990円~、ボトル7,700円~。ワインのほかにもビールやオーガニックソーダなどのノンアルコール飲料も。
ここでおすすめの料理を紹介!
シェフを務めるのは新田務さん。「ブルディガラ」などフレンチで20年の経験を持ち、一人でキッチンを取り仕切る。
「kaburaのサラダ」は、フルーツが入ることで、ホワイトバルサミコと酸味のレイヤーを作り、レストラン仕様の味に。野菜のゴロゴロの食感が楽しい。たっぷりかかったパルミジャーノがコクをプラス。
門上さん「果実が加わるのがポイント。この日はイチゴで甘みがアクセントになっていました。優しいドレッシングも美味!」
「カブのブロード煮 アンチョビ添え」は「kabura」を代表する一品。繊細なうまみのカブを丸鶏の出汁で煮た上品な味わいとアンチョビの塩味がマッチ。少し食感を残したカブの火入れが見事。
門上さん「ブロードとアンチョビの塩気で蕪の甘さが映えます!」
「カチョエペペ」は、イタリア・マンチーニ社のスパゲットーニを使ったTHE定番のパスタ。パルミジャーノ、黒コショウとシンプルな味付けながら、バター、ブロードでコクをプラス。ゆっくり食べてもアルデンテの食感が長持ちする太麺のおいしさを実感できる。
門上さん「太めのパスタの食感とチーズの風味が良いです。」
今回のメインは、ローストした京都ポークの肩ロース。京都ポークはきめ細かい肉質と脂身のおいしさが特徴。表面はかりっと中はロゼと丁寧な火入れで、塩とオリーブオイルのみで京都ポークのうまみをしみじみ感じられる一皿。