3歳でIQ130! 賢い子を育てた元教員が教える、子どもの“自己肯定感”を下げる「たった一つのNG行動」
大切なのは親が肩の力を抜くこと
そうはいっても、現代はなかなか子育てしづらい社会だと思います。 地域全体で子どもを育てるという意識が薄くなり、赤ちゃんが泣いていると近隣から虐待の通報が入る時代です。子連れに対して世間の目が冷たいというニュースを見ることもしばしば(もちろん心温まるエピソードもありますが)。 そうなると、いよいよ子育てのプレッシャーが全てママパパにかかります。 「私がちゃんと子育てしなければ」「この子が泣かないようにしなければ」「失敗しないようにしなければ・・・」いろいろな要因がありますが、いずれにせよ現代のママたちが心配しすぎて肩に力が入ってしまうのは、そんな社会にも一つの原因があるのかもしれないと思うほどです。 子どもに接する時間が多いのは、ほとんどの場合がママだと思います(もちろんパパ、というご家庭もあると思います)。過度の心配でママが苦しくなると、ママを大好きな子どもも苦しくなります。そして「~しなければならない」と思うほど、できない自分やわが子を責めてしまい、親子そろって自己肯定感を下げてしまうことにもつながりかねません。 ママが辛くならないためにも、パパや周囲にうまく頼れれば一番良いのですが、様々な事情でできない場合もあります。 そんな時は「完璧じゃなくて大丈夫」と自分に言葉をかけてあげてください。心配そのものは親として自然な感情ですが、過剰になることで子どもやママ自身がストレスに感じてしまうのは良くありません。 大切なのは心配しすぎないこと。 心配しすぎてつい口を出すことより「大丈夫!」と信じて成長を見守ることの方がよっぽど難しいですが、子どもは後者の方がぐんぐん成長していきます。 心配のあまり口うるさいママより、大らかに見守ってくれる方が、子どももたくさんのことに挑戦し、伸び伸び成長できますよね。私もつい口を出しすぎてしまい、反省することも多い日々ですが、気持ちを上手にコントロールしながら、ママの肩の力を少しずつ抜いていけるように心がけてみてくださいね。
【Profile】まーや(@ma_ya.chiiku)
教員時代の習性と研究気質から、妊娠中に育児書を1000冊以上読破。14年間の教員経験の中で、生きる上では学力だけではなく、人間性も重要だと感じ、特に幼児教育の重要性について考えるように。乳幼児期の脳の発達やIQおよびEQに着目し、2年間の育休中に自宅保育と知育を行い、3歳の娘のIQを130までに伸ばした。北海道の一軒家で夫、3歳の保育園児(娘)との3人暮らし。