3週ぶり実戦復帰の渋野日向子が病状明かす「体がパンパンになっちゃって、関節が曲がらなくなった」
欠場した翌日に帰国し「ボーっとしてました」
◆日米女子ツアー共催 TOTOジャパンクラシック 10月31日~11月3日 瀬田ゴルフコース北コース(滋賀県) 6616ヤード・パー72 【写真50枚】渋野日向子、原英莉花、小祝さくら、竹田麗央らが前夜祭でそろい踏み! 日米共催大会を彩る“ドレスアップ姿”を披露
今月13日に「ビュイックLPGA上海」を1オーバー59位タイで終えた翌週に、韓国で開催された「BMW女子選手権」を身体の不調で急きょ欠場し、戦線離脱していた渋野日向子がコースに姿を現した。
国内唯一の全米女子プロゴルフ協会公式戦で日本女子ツアーも兼ねる「TOTOジャパンクラシック」は「自分が大事にしてる試合の中の1つ」。それだけに「すごく楽しみにしていた」が、完全な状態で戻ってくることは叶わなかった。 欠場を決断した翌日に帰国し「ボーっとしてました」という。当時の状況を「もう体がパンパンになっちゃって、節々が…、関節が曲がらなくなった」と説明。原因は不明で今も「治ってはいないけど、良くなってきてる」と、回復具合は6~7割の状態だ。「自分ができることは薬を飲むぐらい」。
帰国して以降はクラブすら握っておらず「動かないようにしていた」。先週末にようやくウェッジを握ったところで、「その時も、もうウェッジしか持てないような感じだったので、(今は)体の状態的には1週間前よりはマシかな」と万全とは程遠い状況と言えそうだ。 「ショットの精度どうこうっていうところに向けてない状態」と、ゴルフ自体の調子も追いついていない。「(登山でいうと)マイナス2合目。ちょっとずつ進んでいこうかなって感じ」で、今は「ショットのイメージが少ない分、そういうのを打たされることは多いだろうな」と、10ヤードのアプローチを重点的に練習している。
さらには「距離もすごく落ちちゃっているような感覚がある。しっかりボールをとらえることができていない感じがする分、やっぱりその1ヤードの感っていうのも大事なのかな」と、不安要素は多い。 それでも、「結果を求めたい気持ちもめちゃくちゃあるので、できる限りはやっぱり頑張りたい。すごく不安は多いですけど、日本でできる喜びをかみしめながら、4日間できたら」と、いつもの笑顔で前を向いた。
ゴルフのニュース編集部