「オオタニは偉大な選手になるよ」NYの子供が大谷翔平に夢中だった日…「エリートレベルだ」ヤンキース剛腕や辛口メディア、ファンのホンネ評価
ワールドシリーズ第4戦はヤンキースが意地を見せ、ドジャースの3勝1敗となった。ベッツの好守に対する“妨害”などが物議を醸したが――善良なニューヨークのファンやメディア、選手は大谷翔平をどう見てきたのか。「NumberWeb」掲載記事から、メジャー挑戦から数年の“ホンネ評価”を知る。 【レア写真】「大谷さん実はジャッジ、スタントンとも仲良し」「わ、わかい…デカすぎ…」ジャッジ21歳は頭1つ抜けてた。ベッツ激怒のヤ軍ファン愚行も…【NYとLAで愛されるショウヘイ】も全部見る
ヤンキースに大敗も…フリーマンや大谷らが見せ場
<証言1> (投打二刀流は)そういう選手が出てくるのをファンやメディアは見てみたいと思う。 (ジョエル・シャーマン/NumberWeb 2017年12月15日配信) https://number.bunshun.jp/articles/-/829522 ◇解説◇ 本拠地ニューヨークでヤンキースがようやく目を覚ました。負ければワールドシリーズで屈辱のスイープとなる背水の陣、1回裏に1番トーレスのフェンス際に飛んだライトファウルフライをベッツがナイスキャッチしたものの、ファンがボールをグラブから強奪しようとしてこぼれ落ちる“愚行”があった。それでもヤンキースは1-2の1点ビハインドで迎えた3回2死満塁にボルピーのグランドスラムで一気に逆転。6回にウェルズのソロ、8回にトーレスの3ランが出て、さらには不調を極めたジャッジにも初タイムリーが出るなど大量11得点で今シリーズ初勝利を挙げた。 とはいえドジャースもフリーマンがワールドシリーズ新記録となる6試合連続ホームラン(21年、24年)を放ち、5回にはスミスのホームランなどで2点を奪い、その時点では4-5の1点差に詰め寄った。大谷翔平も5回の第3打席にセンターへのクリーンヒットを放つなど、主力打者は決して湿っていない。
辛口のNYメディアも“二刀流が見たい”
ヤンキースがメジャー最多27回のワールドシリーズ制覇を成し遂げている背景もあってか、ニューヨークのメディアの論評は総じて“辛口”で知られる。 伊良部秀輝や井川慶、松井秀喜ら日本人選手も厳しい評価を受けてきたが……2017年末、メジャー挑戦が決まった二刀流・大谷を見る際は“未知との遭遇”といった感覚があったようだ。その代表格として冒頭に取り上げたのが、シャーマン氏のコメントである。 同氏はニューヨーク・ポストの名物記者でMLBネットワークにも出演する識者だ。「前例がないのだから難しいのは誰の目にも明らかだけど」と前置きしつつも、二刀流を見たいのが本音であるのは間違いなかった。 なおシャーマン氏は2023年オフ、ウインターミーティング期間中に大谷の契約が決まらず、メディアから批判の声も起きていた中で〈オオタニがこんなにわびしくギスギスした契約交渉の中心にいるなんて、彼自身のためにも良くない〉と記事で言及したこともある。それも大谷の野球選手としての能力を大いに買っているからだろう。
【関連記事】
- 【つづき→】大谷にベッツが“ついに本音”「ショウヘイの後ろを打つ…どうすれば」天才が吐露した「自分より上の選手がいる」苦悩
- 【写真】「ベッツがキレてる…」ボールをグラブから叩き落したヤンキースファン愚行の決定的瞬間。若い時からデカすぎるジャッジ21歳。大谷さんはコールからHRで大喜び!など【ドジャースとヤンキースにも愛されるショウヘイ】を全部見る
- 大谷に米メディア“ついに本音”「自信を持って言える」じつは“50-50より絶賛された”MLB史上初の大記録…世界はオオタニをどう報じたか
- 【貴重写真】大谷17歳、超細いのに甲子園で衝撃の特大HR、ぷっくり捕手な村上17歳。ガリガリな柳田、ヤンチャそうな学ラン姿の張本、実は投手だった王さん…名選手140人超の高校時代を見る
- 【衝撃ルポ】大谷が消えたエンゼルスの今…「恋人を奪われた気持ちだ」40年超ファンの怒り