マネするだけで食費が変わる!?節約のプロが12月20日までにやっていることとは?
【肉類】種類を問わず、早めに購入して小分けor下味冷凍に
肉類は年末が近づくと、ごちそう需要を見込んで陳列商品のランクと価格が上がる店が多く見られます。ふだんは豚肉、鶏肉中心の陳列なのに、いきなりすき焼き用やステーキ用の牛肉が増えたり、牛肉のなかでも霜降り和牛ばかりになったり。 鶏肉も、年始は雑煮や煮しめ用の需要が増えるため、ふだんと同じものでも価格が高くなりがちです。 そこで、年末年始に必要な肉の種類や量を計算しておき、12月20日以前に購入して、小分け冷凍しておくことが大切。クリスマス用の鶏肉は下味冷凍にすると、調理時間も短縮できておすすめです。
【魚介類】エビ、たこ、いくら、数の子をチェック
魚介類も、えび、たこ、いくら、数の子などの冷凍保存が効く食材を早めに購入しておきましょう。 えびは年末になるとグレードアップしたものに入れ替わるため、価格がアップします。ふつうサイズの冷凍品を通常価格のうちに入手して使うのがお得。買う際は、食べる予定日が賞味期限内であるかどうか、きちんと確認しましょう。 たこは現在価格が高騰しており、年末はさらに高くなることが予想されるので、割引デーなどに購入しておきたい食材です。たこはそのまま冷凍すると食感が損なわれるため、酢だこにして冷凍保存しておくといいでしょう。味がしみて、食感もやわらかくなります。 いくらと数の子も冷凍保存ができます。いくらは少量使いが多いので、小分け冷凍しておくと便利でしょう。 数の子の塩漬けタイプは、未開封なら冷蔵庫で1~3カ月ほど保存できます。味つけタイプは、冷凍用保存容器に漬け汁ごと入れて冷凍することで2~3週間保存できます。漬け汁に浸っていない部分は乾燥しやすいので、つけ汁が足りないときは水+白だしで補充しましょう。
【野菜】おせちによく使われるれんこんは酢れんこんに
日持ちする根菜類はクリスマス前に買い、野菜用保存袋などにいれて長持ちさせる工夫をしましょう。 なかでもれんこんは、穴が空いていて「将来の見とおしが効く」とされる縁起のいい食材。おせちによく使われるため、年末は形がいいものや大きいものが増え、価格も高騰します。 早めに購入して「酢れんこん」(酢ばす)に調理して調味液ごと冷凍すると、冷凍中に味がよく染みるのでおすすめです。解凍は、冷蔵庫解凍をすればOK。 また、煮しめにするなら下ゆでしてから冷凍すると、おいしさをキープできます。 葉物野菜は、年末年始に市場が休業すると流通しなくなるため価格が上がります。キャベツや白菜や長ネギ、小松菜、春菊などを安いときに購入して冷凍保存しておきましょう。冷凍しにくい野菜は、市販の冷凍野菜を購入するのも一案です。