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朝ドラ「エール」で注目集める加弥乃のアイドル時代 AKB48初の生誕祭

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THE PAGE

 NHK連続テレビ小説「エール」は窪田正孝と二階堂ふみ以外にも多数、注目を集めるキャストが揃う。その一人に、主人公・古山裕一(窪田)が契約したコロンブスレコードの杉山あかねを演じる加弥乃がいる。ディレクターの廿日市誉(古田新太)の秘書役で、クールな雰囲気とメガネ姿が印象的だ。AKB48の元メンバーであることも話題になっているが、在籍した時期はまだAKB48がさほどメジャーになっていない頃で、結果的に「元」の肩書に頼ることなく勝ち得た役と言える。

当時最年少でグループ加入、初の生誕祭も

 加弥乃は1994年2月生まれ、現在26歳。AKB48のオープニングメンバーオーディションに合格し、2005年12月のAKB48劇場グランドオープンで増山加弥乃としてアイドルデビューしたときはまだ11歳の小学生だった。翌年2月10日の誕生日当日の劇場公演では加弥乃の12歳を祝ったが、これは同グループにおける「生誕祭」の始まりでもある。まったくのサプライズだったので、劇場内は観客含め本人のリアクションも、それはそれは嬉しそうで微笑ましいものだった。  1期生の中で最年少であると同時に、2歳から芸能活動を始めてすでに子役としてミュージカル「アニー」等に出演するなど一番の経験者でもあったので、立ち居振る舞いにそれなりに苦労を感じていた部分もある。フレッシュさが求められるアイドルグループにあって「そこそこできてしまう」子役臭があったので、プロデューサーの秋元康氏からはあまり評価されなかったのではないか。同僚であるメンバーたちからは「最年少」「聞ける相手」として可愛がられてはいたようだが、小学生である加弥乃から折井あゆみ、宇佐美友紀ら成人しているメンバーまでいる幅広い年齢層の中では、いろいろと大変だったことだろう。  当時を知る芸能関係者に話を聞くと、「グループの振付を担当していた夏まゆみさんのレッスンは熱心で帰りが夜になってしまうこともあり、お母様がよく送り迎えにきていましたよ。2007年、中学生のときグループを卒業し、芸能活動を休止した時期もあったようですが、いまこうして『エール』で注目されつつあるのを見ていると『継続は力なり』を実感させてくれるOGの一人ですね。これを機に、今の注目度プラスアルファで次につなげて欲しいです」と期待を込める。

実力で勝ち取った朝ドラ、これからに注目

 「実力」で勝ち取った役を次につなげていくのもまた、「実力」だろう。現在の加弥乃を知る地上波放送局関係者は「20代という若さの割に大人というか、社交についてもしっかりしていると思います。3人姉弟の一番上で、必然的に『自分がしっかりしないと』という意識も強いのかもしれませんね」と話す。  「エール」出演は、朝ドラオーディション4度目の挑戦でモノにした。「元」が売りにならない時期にグループを卒業したため、「元」を売りにせず(売りにできず)現在に至っている加弥乃。引き続き、注目したい。 (写真と文:志和浩司)

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