なでしこジャパン・佐々木監督代行、ウッチー流〝マル秘〟攻撃で韓国撃破狙う「勇気を持って攻撃的な守備をする」
サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」は26日午後2時20分から国立競技場で韓国代表と対戦する。25日は試合会場で公式会見と公式練習が行われ、パリ五輪後の初戦に向けて、佐々木則夫監督代行(66)は「『今後の指標になるゲームをしよう』と選手に伝えている」と意気込んだ。 「勇気を持って攻撃的な守備をする」と指揮官。守備とセットプレーを担当した元日本代表DFの内田篤人コーチとともに2、3通りのプレスのかけ方に取り組み、指揮官は「(内田コーチに)〝マル秘〟攻撃を担当してもらいました」とニヤリ。「(僅差の)スコアになれば、(終盤は)どんどん勝負に行って、すべて攻撃でやっていきたい」と攻撃的なサッカーを宣言した。 11年W杯優勝に導いた名将と欧州でも活躍した名DFで、なでしこを強化する。(山下幸志朗) ■初招集の20歳FW松窪 「(先発で)出たい気持ちはあります。試合に出ることが自分の評価にもつながると思うので、監督もその準備を見ていてくれたらいいなと思います」 ■MF藤野 「五輪を経験した選手と新たな気持ちで挑む選手がいるけど、全員で勝利を目指したい。(五輪よりも)縦に速い試合になると思う」 ■DF熊谷 「自分たちができる部分で全力でトライしてきた。ノリさんの目指すサッカーというか示してくれたものに全力でぶつかってきたので、それを出すだけ」