空港のターンテーブルに寿司や魚が流れる!?全国各地のオブジェを調査<2024>
空港の手荷物受け取りエリアで、ターンテーブルの上を最初に流れてくる謎のオブジェを見たことはありませんか? これは、各空港がご当地名物や観光地などをアピールするために独自で作った、作品なのです。今回は、全国各地の空港で見られるオブジェや、その知られざる秘密などをまとめて紹介!これを読めばわざわざ空港へ現物を見に行きたくなってしまうかも!?
【青森県】青森空港「大間のまぐろ」
●JALの整備士が廃材を使って制作。大間漁協組合も公認のシール付き 津軽海峡で水揚げされる天然の本マグロ。中でも大間町で水揚げされたものは高級品と言われており、「大間まぐろ」のブランドとして全国に流通しています。 青森空港に降り立った人にクスッと笑ってもらえるものをと、JALの整備士が作ったのがこのオブジェ。空港内で使わなくなった発泡スチロールを回収して加工、塗装し、プラスチック製のヒレを取り付け、歯にはラップの芯を使用。全長1.4m、重さ約1kgの模型を、3カ月間ひたすら紙やすりをかけ続けて成形するなど、完成まで約7カ月を費やした力作です。
ブランド品を認証する「大間まぐろ」のステッカー付きもこだわりポイントです。 しばらく修復中でしたが、2024年より復活。すべてのJAL到着便で流れるわけではないだけに、出会えたらラッキーですね! ■青森空港 [TEL]017-739-2007(青森空港インフォメーションセンター) [住所]青森県青森市大谷小谷1-5 [営業時間]6時~22時(旅客ターミナルビル開館時間) [定休日]なし [アクセス]青森駅よりタクシーで30分 [駐車場]夏季1530台、冬季1266台(有料)
【富山県】富山きときと空港「富山湾鮨」
●職人技が光るきときと「富山湾鮨」 富山県内の寿司店が提供しているセットメニュー「富山湾鮨」のPRと、富山の寿司のイメージアップのために2013年に登場。 銅器や漆器などの伝統工芸に従事する高岡伝統産業青年会の協力のもと、伝統工芸の技を結集して作られました。