今後はAIもフル活用!? ナイキとエアの現在と未来
ナイキ エアは今後も進化を続ける
「Nike On Air」で発表されたプロダクトの数々にも搭載されていたナイキ エア。1978年に発売されたランニングシューズ「エア テイルウィンド」に初搭載されて以来、幅広いカテゴリーのシューズに採用され、長く支持されている。その理由はどこにあるのだろうか。 「パフォーマンスからライフスタイルまで幅広くエアが支持されているのは、足を守る機能に優れ、かつ見た目が美しいからでしょう。そして息が長い理由は、フォームやプレートとの組み合わせによって、エアのパフォーマンスも変わる汎用性の高さ、そしてもちろん進化を続けている点にあると思います」と、NSRLのヴァイスプレジデント、マシュー・ナース氏は言う。
そして、ナイキ エアそのものも進化を続けているのだという。 「それほど変わっていないように見えるかもしれませんが、多くの技術と努力を注ぎ込み、エアは機能面でもビジュアル面でも進化を続けています。ナイキ ペガサス プレミアムのエア ズーム ユニットはそのわかりやすい例でしょう。また、ナイキ マックスフライ 2のエア ズーム ユニットもエアの新しい使い方と言えますし、さらに新しいエアの可能性を目指して今もまさに開発を進めているところです」
本社キャンパス内にNSRLの施設があることも、ナイキの強みだ。 「NSRLにはアスリートのパフォーマンスを分析するための最新のテクノロジーが導入されています。そこでは、科学者だけでなく、デザイナーもエンジニアもお互いに刺激し合いながら、協力し合っています。そして、全員がアスリートの夢を叶えるためにチャレンジを続けているのです」