【実話】様子のおかしい3歳児…母「まさかと思った」病院に連れていった結果「そんなことが!」「勉強になった」の声
パパさんと散歩に行った後飲んでいたのは…
検査の結果が出るまで、パパさんはゆりちゃんを抱っこして院内を散歩することにしました。そして10分後に戻ってくると…。 なんと、ゆりちゃんはぶどうジュースを飲んでいました。しかも2本目。このときのパパさんの機転に対して、まーこさんはこう話します。 「一言でいうと『神!』です。パパが動いてくれたからこその結果だったので、今ここにパパがいてくれて本当によかったと思いましたし、これだけで『この人と結婚してよかった~』と思うくらい心の中で感謝しました(笑) 不安でいっぱいいっぱいだった私と違って、散歩したり自販機を見たりする余裕があったところもすごいな…と思いました」 ジュースを飲んでいるゆりちゃんを見て「心なしか顔に元気が戻ってきている気がした…」と感じたまーこさん。 血液検査の結果が出るまで「原因もわからず何か大きな病気なんじゃないかと不安と焦りでいっぱいでした。水分がとれるようになってからは少し冷静になれましたが、それでも結果が出るまでは不安でした」といいます。
検査の結果は…
検査の結果は「かくれ脱水」でした。かくれ脱水と聞くと、ご高齢の方などが寝ている間になると思われがちですが、小さい子どももなりやすいのだそう。 「エアコンも一日中つけっぱなし、水分補給もしていたのにどうして?」とまーこさんは疑問を抱きます。 医師から、寝る前の水分補給について聞かれたまーこさんは「お風呂上がりと歯磨き前に牛乳を飲んでいる」と伝えました。また、寝る前だけではなく、ご飯のとき、散歩から帰ってきたときも牛乳と話し、ゆりちゃんがその日牛乳しか飲んでいなかったことに気づきます。 一日中、牛乳しか飲んでいなかったことが原因だと医師から告げられました。そして水分不足が重なり、軽い脱水になっていたのが、寝ている間にぐっと進んでしまったと…。 牛乳が原因だと聞いたまーこさんは、率直に驚いたといいます。 「まさかそんな理由で水分不足になってしまうとは思いませんでした。それと同時に、自分の無知でこんなことになってしまい、子どもに申し訳なく思いました」 牛乳は意外と水分量が少なく、液体なのに含まれる水分量はほうれん草や大根よりも少ないのだそう。また、カロリーも脂肪分も多い牛乳は結構お腹にたまり、たくさん飲もうとしてもすぐお腹いっぱいになってしまうため、水や麦茶などのようにたくさんは飲めないことも理由だといいます。さらに飲みすぎると吐いたり下痢したりで逆に脱水しやすくなることも…。 医師によると、牛乳が好きなことはとてもいいことですが、メインの水分補給には麦茶か水、牛乳は1日に1~2杯くらいがいいということでした。