相撲協会、八角理事長の続投決定 実質5期目に、不祥事防止が課題
日本相撲協会は25日、評議員会の承認を受けた新理事による理事会を東京都墨田区の両国国技館で開き、互選で八角理事長(60)=元横綱北勝海、本名保志信芳、北海道出身=の続投が決まった。全会一致だった。 八角理事長は2015年11月に急逝した北の湖前理事長(元横綱)の後を継ぎ、実質5期目に入る。任期は1期2年。2月に宮城野部屋で発覚するなど暴力問題が続発し、不祥事の再発防止が課題となっている。 1月の役員候補選挙では無投票で当選者が決定。評議員会で承認された親方10人の理事には、新任の浅香山親方(元大関魁皇)高田川親方(元関脇安芸乃島)勝ノ浦親方(元幕内起利錦)らが名を連ねた。