小池都知事が定例会見7月16日(全文2完)95%に頑張っていただける方法編み出したい
酒類提供の条件緩和策、検討状況は?
朝日新聞:分かりました。最後です。飲食店の酒類提供に関することで伺います。東京都は6月に、感染対策がしっかり取られている店舗については、今、知事が示していらっしゃった点検済証を交付して、ステージIIが視野に入った際には、それらの店舗について酒類提供の条件を緩和するっていうような方針を示されていらっしゃいます。こちらの緩和策の内容について、進捗、検討状況をお知らせいただけますでしょうか。 ただ、政府のほうでは基本的対処方針で、酒を提供しているお店に対して休業要請を求めるっていうふうにしておりますので、今回の宣言下においては、これらの緩和措置というのは実施するつもりはないということでいいか、その点も併せてお願いできれば。 小池:いろいろご協力をいただいているお店が多い。圧倒的に多いということを申し上げました。また、この点検済証でございますけれども、都庁職員が1軒1軒回りまして、そしてまさに点検をして、そしてこちらのチェックシートをお店に掲げていただくというもので、これは都が確認をした証しとなっておりまして、お客さまへの安心につながっているものであります。 点検がまだ済んでおられないお店には、ぜひ積極的に点検に応じていただきたいと思います。これが、皮肉なことに休業をされておられるお店も結構多いんですね。そうなると、点検に行ってもどなたもおられないというようなことがあって、むしろそのように徹底してご協力いただいているところが遅くなってしまうという自体が生じておりますので、ぜひ、うちに一度、早めに点検に来てくださいと、このようなご連絡をいただければと思います。 現時点では緊急宣言がまさに出ているところでございますので、今のお話は、解除後どのような形にしていくのか。今まさに真っ赤にともっているところでございますので、ここについては皆さまと共に、この大きな、宣言中を乗り越えていきたい。また、解除をされたあと、感染状況、医療提供体制、ワクチンの接種状況なども勘案しまして、まずこの点検認証済みの店舗を対象に措置を緩和するということを検討いたしております。せっかくここまでご協力いただいているわけですし、また、ワクチンも早々に受けていただいているお店などについては、そのような点でインセンティブとさせていただきたいと思っております。 朝日新聞:ありがとうございました。それでは各社の質問に移りたいと思います。質問のある社は挙手の上、知事の指名を受けて、社名、お名前を名乗った上で質問をよろしくお願いいたします。それではよろしくお願いします。 小池:どうぞ。