小池都知事が定例会見4月1日(本文1)審議会などに東京都版クオータ制を導入
ワクチン接種をさらに推進
このような感染リスクを回避する取り組みと併せまして、コロナ対策の武器といつも申し上げておりますけど、ワクチン、この追加接種の加速化も重要であります。高齢者のワクチン、重症化しやすいといわれている高齢者ですが、高齢者の皆さま方のワクチン接種率っていうのは3月の末に80%を超えております。今後はさらに若い方々に対する接種も加速化させてまいります。都の大規模接種会場におきましてはご覧の3カ所で12歳から17歳までの方に3回目の接種を実施いたしておりまして、使用いたしますワクチンはファイザー社製のものになります。 また、ここ都庁でありますけれども、都庁の北展望室、多摩センターでは18歳以上の方も接種が可能でございます。そしてさらには都庁、南と北の展望室、2つあるんですけれども、この南側の展望室と東京都立大学、南大沢です。東京都立大学の会場で事前予約なしでの接種を行います。現在すでに予約なし接種を行っている4会場と合わせまして、このワクチン接種をさらに推進してまいります。ワクチンは重症化を予防するだけではございませんで、感染の連鎖を断ち切る効果が期待できるということであります。ぜひこの機会に3回目のワクチン接種、ご検討をよろしくお願い申し上げます。詳しい情報につきましてはホームページやTwitterでご確認をいただければと思います。
心を1つにしてなすべきことを推進
それから年度が変わりましても、コロナは時間とかカレンダーも地図も持ってないと前から申し上げてるんですが、年度が変わってもコロナが消えたわけではない。で、BA.2への急速な置き換わりが起こっている。感染拡大、いえ、感染再拡大への警戒を継続する必要がございます。こうした中でワクチンの追加接種や経口薬の供給に向けた取り組みの進展など踏まえまして、感染拡大の防止と社会経済活動の両立に向けました具体的な戦略を早期に示していただきたいということで、おととい、岸田総理に要望をさせていただきました。重要なことは、やはり都民、事業者、行政、心を1つにしてなすべきことを推し進めていく、ここに尽きます。引き続きのご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。まず1点目、コロナ関連でございます。 次に男女平等参画に関してであります。東京都の男女平等参画推進総合計画、あ、ごめんなさい、その前にもう1つありました。今日から成年年齢の引き下げということで、若者の皆さま方に注意していただきたいこと、これをまずお伝えさせていただきます。成年年齢の引き下げに伴いまして、若い方々にご注意いただきたいということであります。民法の改正で、これは146年ぶりになるんですね。成年ということの定義が見直されまして、今日から成年年齢が18歳に引き下げとなります。これまでは、例えば携帯電話を買う際、部屋を借りる際、クレジットカードをつくる際、これらのときには親権者の同意が必要でございましたが、これからは18歳になると自分の意思だけで契約を結べるようになると。 その一方で心配されますのが、悪質商法などによります消費者トラブルであります。契約に関する知識や経験が乏しいと安易に契約を結んでしまうことがございます。未成年の場合は、親権者の同意なく結んだ契約については原則取り消すことができるんですが、今日から始まりましたこの成人、今日から成人となる18歳、19歳につきましてはこの取消権が使えなくなるわけです。ここで注意喚起のために作成した動画をちょっとご覧いただきたいと思います。これは若者からシナリオを募集しまして、応募がございましたのが2791件。その中から選ばれた23歳の方の作品を基に作成した動画であります。ご覧ください。 男性(VTR):成年年齢が18歳に引き下げられんだろ。かもが増えると思うと楽しみで寝られねえよ。 女性(VTR):成年年齢引き下げを、悪質事業者は待ちわびています。東京都消費生活総合センター。