小池都知事が定例会見4月1日(本文1)審議会などに東京都版クオータ制を導入
男女平等参画推進総合計画を改定
小池:なかなかリアルな動画だと思いますけれども、トラブルに遭って困ったときには、どうぞ1人で悩まないでください。消費生活センターのほうにご相談をいただきたい。また、自分からは相談しにくい場合もあるかもしれません。そういうときは周囲の方々が不安な様子に、ちょっとこの人大丈夫かなというふうに気が付かれたら声を掛けていただきたいということで、ぜひこの成人年齢が変わるに当たりまして注意をしていただきたい。また、相談をいち早くしていただきたいということであります。生活文化スポーツ局のほうが担当しております。今日からスタートした新しい組織でございます。ということで、これが2点目でありました。 次に東京都男女平等参画推進総合計画の改定についてのお知らせです。この計画ですが、都が女性活躍をさらに加速させて男女平等参画社会の実現をリードする、そのために取り組むべき方向性と具体的な施策を示すものとなっております。社会の仕組みづくりを着実に進めると、その仕組みが十分活用されるようにと、人々の行動変容を促す意識改革に重点的に取り組んでまいります。そのため男女平等参画の推進に向けましたマインドチェンジ、意識の変革ですね。これなど3つの柱に沿って、都や都民、事業者の皆さまが取り組む900を超える事業を強力に推進していきます。で、男女平等参画が当たり前になった都市を目指してまいります。
政策方針決定過程に女性の参画を拡充
新たな取り組みですけれど、働き方、暮らし方に根強く残る無意識の思い込みに気付いていただく。そのために都民の皆さま方から具体的なエピソードを募集しましてSNSなどで発信をしてまいります。また、無意識の思い込みというのは幼少期から形成されやすいこともありますので、教育機関と連携した実態調査を行いまして、大人、子供の両面から固定観念を払拭するように働き掛けてまいります。さらに都の審議会などに東京都版のクオータ制を導入いたします。委員構成を男女いずれの性も40%以上といたしまして、男女平等参画基本条例で定めるなど、都が率先しまして政策方針決定過程に女性の参画を拡充してまいります。 この計画に対しての都民の皆さま方の理解を深めていただけますように、こちらにイラストなどを用いて分かりやすいPR冊子、『男女平等参画を学BOOK マナブック』を作成いたしておりますので、とても中身分かりやすくなっておりますので、ぜひご覧いただきたいと存じます。以上、今日は3点お伝えをいたして、あ、もう1点あったかね。すみません。もう1点ありました。 大事なeSGプロジェクトについてお伝えいたします。東京eSGプロジェクトの先行プロジェクトの実施と、eSGパートナーの募集についてのお知らせでございます。これはベイエリアを舞台に自然と、そして便利が融合した未来都市を創造する東京ベイeSGプロジェクトでありますけれども、先行プロジェクトを開始するため今日、実施方針を公表いたしました。広大な埋め立て地を巨大実装エリアとして活用しまして、最先端の再生可能エネルギーや次世代モビリティなど、サステナビリティに資するさまざまなテクノロジーの実装を進めてまいります。