アストン・ビラ戦を控えるコンパニ監督

バイエルンのヴァンサン・コンパニ監督がアストン・ビラ戦について語った。クラブ公式サイトが伝えた。 先日行われたブンデスリーガ第5節のレバークーゼン戦は勝ちきれなかったが、開幕から公式戦無敗が続いているバイエルン。2日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズの第2節では、同じく好調アストン・ビラとのアウェイゲームに臨む。 第1節ではディナモ・ザグレブ相手に9-2の圧勝を収めたコンパニ監督。リーグ戦の大一番からもすっかり頭を切り替えているようで、前日会見でビラ戦への意気込みを述べた。 「レバークーゼン戦が2週間前のことのように感じる。それだけビラ戦の準備に多くの時間を費やしてきた。だが、(レバークーゼン戦から)取り入れられるのはあのインテンシティの高さだけだ。タフなアウェイゲームになるだろう。今あるのは次の90分だけだ。明日に向け、再び最大限の集中力とエネルギーが必要だ」 また、現役時代にはマンチェスター・シティのリーダーとして、長らくプレミアリーグで活躍してきた指揮官。近年好成績を収めるビラの印象も語っている。 「アストン・ビラが最後にこのヨーロッパのカップ戦に出場したのが40年以上前だということはみんなが知っている。昨シーズンの彼らは並外れていたし、(CL出場権を)勝ち取った」 「本当に組織化されたチームだし、ホームの雰囲気も良い。だが、バイエルンはこのような夜に慣れている。我々はそれを楽しみたいし、選手たちもここでプレーすることを心待ちにしているはずだ」 「私は計13年間イングランドにいた。妻と子供はイギリス人だ。だが、明日はバイエルンの試合であり、アストン・ビラ相手にも望む結果が欲しい。スタジアムやチーム、監督のことはよく知っている。明日の試合には勇気を持って臨むことが重要だ」 さらに、レバークーゼン戦で負傷交代したイングランド代表FWハリー・ケインの状態にも言及。プレーする可能性も十分あるようだ。 「ハリーは今日トレーニングを行い、うまくいっている。だが、明日まで待ってからこの調子で続くかどうかを確認する必要がある。それから落ち着いて正しい判断が下せるだろう。全てが順調にいくことを願っている」