「嘘だろ、デカすぎ…」「凄すぎて現実離れ」とんでもない巨大魚との遭遇、まさに奇跡。
全国を釣り歩くヨネスケさんが今一番熱を入れているのがクエ。このクエを磯からスタンディングで釣るために自分でロッドまでプロトで製作している。今回はこのプロトロッドを使って、クエを狙っていくのだが…。 【画像】「嘘だろ、デカすぎ…」とんでもない巨大魚との遭遇、まさに奇跡。
ヨネスケ
釣りの聖地「五島列島」に移住し、夢の魚を釣るため日本全国を旅する釣り人。北海道から沖縄県まで釣り旅をする「突撃!ヨネスケの釣り旅ch」のYouTubeを運営中。
ヨネスケさんが人生を賭けて釣りたい魚、それがクエ
これまでいろいろな釣りに挑戦してきたヨネスケさんが、人生を賭けて追い求めていきたい魚がいる。それがクエだ。クエは個体数が少なく、滅多に釣れない魚。まさに幻の魚であり、高級魚だ。40~50kgと超大型になり、その大きさも魅力。 これまでヨネスケさんは全国のいろいろな場所で挑戦しており、最大で18kgのクエをキャッチしている。そして、更なる記録を求めてこれまで以上に力を入れて挑んでいこうとしているのだ。 クエはいろいろな釣り方があるが、今回はスタンディングで挑む。スタンディングとは竿を固定せず、手持ちで狙う釣り方。根に潜る性質のあるクエを狙うには不利なやり方で、20kg、30kgという魚を相手にすれば危険も伴う。 そして、スタンディングでクエを狙うというマニアックな釣りの専用竿があまりないため、ヨネスケさんは自身で専用ロッドも製作。このサンプルを作るのにも1~2年かかっており、この釣りに賭ける本気度がうかがえる。
ポイントまでは30kgの荷物を背負って1時間移動
今回は地磯からクエを狙う。合計30kgの荷物を背負い、片道1時間をかけてポイントまで向かう。今回はやや浅めの磯で釣りをする。ちょい投げした先で水深は10mほどだ。 仕掛けは、PE20号にワイヤーを直結し、捨て糸をひとヒロほどセット。シンカーは35号を使った。エサは冷凍サバで、食い込みのいいように尻尾をカットして頭にチョン掛け。また、カットしたサバを撒き餌として投入しておく。 ちょい投げで仕掛けを投入し、岩の間にエサが入らないように仕掛けを移動させ、エサを岩の上に置いておく。岩の上でオモリを乗せて、なるべく上のほうでエサを見せ、クエが食いやすいようにするのがコツだ。釣りを始めたのは夕方前。夕マズメはやはりチャンスタイム。あとは満潮干潮の潮止まりのタイミングもチャンスだ。その時合いに重点的に撒き餌をしたり、仕掛けを入れ直したりする。 しかし、この日はクエからのアタリは無く、納竿となった…。