かんぽ生命の不適切契約問題 日本郵政らが会見(全文7完)嫌でも悪い情報が上がるように
かんぽ生命保険で顧客に不利益となる不適切販売が発覚した問題で、日本郵政、かんぽ生命、日本郵便の3社長は30日午後、記者会見を行って実施中の顧客への調査結果について中間報告を行った。 【動画】かんぽ生命の不適切契約問題 日本郵政グループが中間報告を公表 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは、「かんぽ生命の不適切契約問題 日本郵政グループが中間報告を公表(2019年9月30日)」に対応しております。 ◇ ◇
NHKへの抗議は誰が言い出したのか
東洋経済新報社:あともう1つなんですけども、先ほどご質問があったように、NHKに対する抗議についてなのですが、これを誰が言い出したのかということと、長門社長もこちらは了承されていたのかというところを確認させてください。 長門:せんえつですけれども、ご質問の趣旨が、誰が、どの人がっていうご質問が多いんですけれど、われわれが組織として動くときには組織で決定をしておりますので、営業再開についても当然ながら賛成論、反対論、疑念派、推進派ってあるんですね。いろいろ議論をして、組織としてこれでいこうぜと決まってやろうと。だからよく読んでいただくと、営業再開についても、今われわれが真っ先にやるべきお客さまの不利益問題に矛盾しない範囲でと、段階的に営業を再開するというのは、そういうみんなの意見を踏まえてなって、これならいいだろうっていうようにグループとして決断している話なんですね。 だから例えば仮に2人ともやりたいと、私がノーと言ったら、じゃあ持ち株のノーで決まるのか。あるいは植平がやりたいって、われわれ2人が反対のときに強力に言ったら通っちゃうのか。それはなくて、やっぱりみんなが関係して決めていることですから、グループとしての決断なので、そのプロセスでいろんな意見はあったと思うんですけれども、誰が決めたのかっていう質問はちょっとよく分からないなと、正直言って感じました。だからみんなでもうけんけんがくがくの理論をして、ああいう条件も付けて。