大阪府・吉村知事が定例会見7月22日(全文1)第1波を含め過去最高の陽性者数に
患者と直接接した医療職は20万円
まず範囲を拡充する部分ですけども、この20万円の部分につきまして、これは入院の受け入れ患者の病院、それから十三市民病院、阪和第二病院という、コロナ専門病院が今2つありますが、そういった病院で患者と直接接した医療職の方は20万円。そしてその患者さんと直接接して検体を採取した医療職の方、あるいは宿泊の業務で行った職員、これは10万円。そして入院患者のレッドゾーンに接する場所で業務を行った医療職の方。これはどういうことかというと、コロナの患者さんと直接はやりとりはしてませんが、同じ病棟で働いて、そしてレッドゾーンに入って治療するお医者さんをバックアップするような、そういったお医者さんなんかもいらっしゃるわけですけども、そういった方に5万円、関係者の方に5万円です。 それから3万円、これは入院の受け入れ患者等でいわゆる感染防止の装備なんかを着用して、患者さんと直接接してないにはしても部屋の清掃であったり、清掃業務に携わった方、それから配膳業務に携わった方、いわゆるバックヤードでお医者さんを支えるということをやられている医療職以外の方をこの対象にいたします。併せて救急隊員の方、これは保健所等からの要請で患者とか、あるいは患者じゃなくても疑似症の方がいらっしゃいますが、そういった方を救急搬送した救急隊員につきましてもこの3万円の贈呈をさせていただきたいというふうに思います。
従事者への慰労金は27~31日に1次受付
2次贈呈についてですが、申し込みの受け付けは7月7日から8月の14日まで。今まさに現在進行形です。対象の期間は2月1日から6月30日ということでいったん区切っています。順次、今月から準備が整ったところから第2次贈呈を開始させていただきます。この間、ご寄付いただいた皆さんに本当に感謝を申し上げたいと思います。それから医療に従事されている方、またそういった方を支えていらっしゃる方に重ねて感謝を申し上げたいと思います。 次に、その従事者への慰労金の交付。これは皆さんもご承知のとおり、国の制度であります。これは新たに国の2次補正予算でできた制度でありますが、このコロナにおいて相当程度心身に負担がかかる中、強い使命感を持って業務に従事されている方に対し、感謝の気持ちとして慰労金を交付するという事業です。これは対象としては医療機関もありますし、介護・救護施設という、介護施設で働かれている方も対象です。 この医療機関の対象の方ですけども、これは新型コロナの患者の受け入れ機関で働いている方と、それ以外の病院とか診療所で働かれている方ということで、それぞれ支給金額は20万円、10万円、5万円とちょっと違いますけども、それぞれ定義付けがされていますので、この皆さまに対して慰労金の支給を、支給事務を府としてやっていきます。 具体的な申請から交付までの流れですけども、府の国保連と連携して進めていきます。具体的な手続きとしましては、対象の方から、働かれている病院なんかに委任状を出していただいて、そして病院が申請をすると。大阪府で審査をしまして、そして国保連を通じて振り込んでいくというやり方を取ります。最初の受け付けについては7月27日から7月31日まで1次受け付けをして、1次受け付けに申請していただいた医療機関、あるいは老人、高齢者施設の福祉サービスの施設の方については、8月中に振り込みをいたします。 同じように2次受け付けということで、8月15日から8月末まで2次受け付けをして、9月に振り込み。最終受け付けとして9月15日から9月30日までに受け付けをしていただいて、最後10月の下旬に振り込むという手続きで進めてまいりたいと思います。スピード感を持って進めたいと思います。1次受け付け、申請をぜひ早めに医療機関の皆さん、それから高齢者の福祉施設の皆さん、できるだけ早めに申請をお願いしたいというふうにお願いいたします。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見7月22日 全文2に続く