大阪府・吉村知事が定例会見7月22日(全文1)第1波を含め過去最高の陽性者数に
唾液による検査方法で検体を採取
引き続いてですが、具体的な手続きの流れですが、検査の手続きの流れです。まず妊婦さんですが分娩前に、これは時期は問いません、分娩前に妊婦さんから症状がない場合、1つ症状がある場合は普通の行政検査のほうに回りますから、症状がない、無症状の場合にご自身がかかっているかかりつけの産科医さんに医療機関に相談をしていただけたら、そこで検体を採取します。検体の採取の仕方は、これは唾液による検査、検体採取になります。やはり瓶等の検体の場合は、検体採取者のほうにもやっぱり2次感染のリスクもあるということで、なかなか広がりが薄かったわけですけども、唾液による検査がもう認められていますので、唾液による検査方法で検体を採取いたします。 そしてもしこれは陽性ということになれば、これは入院の受け入れ機関、医療機関がありますので、入院の受け入れ、医療機関に入院をしていただくということになります。この段取りもして、もうすでに段取り済みです。入院の受け入れ医療機関の中で陣痛が生じた、出産が生じるという場合には分娩の受け入れ医療機関で出産をしていただいて、やるという形になります。あとは、助産師による先ほど申し上げた相談を受け付けるということになります。 入院してる最中に、陣痛が来なかったけれども回復したという場合があると思います。そしたら、また元のかかりつけ医の医療機関に通院、かかっていただいて、そこで出産という形になる。こういう大きな流れです。 それぞれの医療機関なんかもある程度、役割分担をしていますが、そこにあまり集中し過ぎる良くありませんから、今日はこの病院ですとかいうことはありませんが、ただこの仕組みの中で妊婦さんが安心して検査を受けれる仕組みということを新規事業として構築をしてまいります。
助け合い基金に約30億円の寄付
2つ目です。新型コロナの助け合い基金についてです。この間、新型コロナの助け合い基金で多くの方からご寄付をいただきました。本当にありがとうございます。感謝を申し上げます。多くの方が医療機関に勤めているお医者さんとか看護師さんとか医療従事者を応援しようと、皆さん応援しようということで始めた基金ですけれども、本当に多額の寄付金が集まりました。感謝の気持ちが集まっているという状況です。現状ですけど約2万3000、2万3210件の人、それから企業から寄付をいただきました。 そして申し込みの総額、本日時点で29億813万円の寄付が申し込みされているところです。約30億円の寄付金が集まると、そういう大きな基金になっています。これも本当に医療従事者の皆さんが僕たちの命を守ってくれているということに対する皆さんの感謝の気持ち、これが集まってきたんだというふうに思います。本当に感謝を申し上げます。 まずこれにつきましては、すでに第1次の贈呈は、もうすでに実行しています。3600名の方、120の医療機関に、この間、6億2860万円分の第1次の贈呈をさせていただきました。コロナウイルスを取り扱う医療機関で実際に患者さんと向き合って、治療をされてるお医者さんや看護師さん、それから検査をするセンターで検査をされている方、そしてホテル療養がありましたから、ホテル療養で実際にそういったことを接せられる職員、これはお医者さんじゃないですけども、そういった方にこの第1次贈呈をさせていただきましたが、第2次贈呈を今後させていただきます。本当、多くの方がご寄付をいただいたので、この範囲を広げて第2贈呈をすることができるようになりました。 第2次贈呈ですけども、これはちょっと詳細を病院から取り寄せていますので、数の確定は現段階では難しいですが、予算の概算としましては、約3万人の方を対象、贈呈の総額は約最大で17億円になろうかと思います。贈呈方法は前回と一緒です、QUOカードを発送させていただきます。 贈呈の金額ですけども、従事する業務に応じまして20万円、10万円、5万円、3万円と4段階に分けさせていただきたいと思います。前回は20万円と10万円の2段階でしたが、今回はそれに加えて5万円と3万円というのを新たに設定して、そして贈呈をさせていただく人の範囲を広げていきたいと思っています。