大阪府・吉村知事が定例会見5月11日(全文2)国会議員のJRパスは電子化すべき
国会議員のJRパスは見直すべきか
毎日新聞:本日、政務に関する質問ある社、ありますでしょうか。 朝日新聞:よろしいですか。はい。大丈夫です。はい、では朝日新聞の新谷と申します。次の参院選に関連してお尋ねします。元東京都知事の猪瀬直樹さんが日本維新の会から全国区の比例代表として出馬をする見通しだという報道が一部ありました。副代表としてご存じのことありましたらお願いします。また、期待等があれば併せてお願いします。 吉村:公認については馬場共同代表、そして藤田幹事長を中心に進めていますので、僕自身が直接聞いてるというのは現時点ではありません。猪瀬さんは本当に知識、教養も素晴らしい方ですし、東京都政の経験もおありになる、素晴らしい方だと思っています。ただ、今回の参院選に関して何か報告を受けてるということもないです。 朝日新聞:分かりました。ありがとうございます。では別件でもう1つお尋ねさせてください。国会議員がJRの全線にグリーン車を含めて無料で乗車できるJRパスについてお尋ねします。今、見直し等も議論されていて、吉村副代表もTwitterで発言を投稿されていると思います。あらためてお考えをお聞かせください。 吉村:電子化をすべきだと思います。これはやはり、これはもう廃止すべきだっていう方ももちろんいらっしゃるんですけれども、やはりこれは東京都心部の議員と地方選出の議員もいて、自由に行き来をするという観点から、今、じゃあもう廃止すべきっていうのはなかなか、まずそれは通らないと思いますし、国会議員がルール決めますので。その前に、やはりこれはどういう使われ方をしてるんだろうかっていうのをきちんと国民の皆さんにお示しするということのほうが重要だというふうに思っています。これが必要だとなれば、国民の皆さんもやっぱりご理解もしていただけるだろうと思うんです。
薄いぺらぺらのプラスチックカード
今ああいう不正が出て、これはもう出るべくして出てるんじゃないかと私なんかは思います。というのも、やっぱり本当に薄いぺらぺらのプラスチックカードが渡されて、なんのICチップも、なんの本人確認もないような、本当に、本当のプラスチックカードです。新幹線で申請するときも、なんかもう、普通の所定の紙があるんですけども、それに書いて出すだけですので、ある意味、これ、不正がいつ起きてもおかしくないなというのは、僕自身も、そういうのを使った経験からもそう思います。 なので、普通は不正では使わないんですけどね。ただ、こういった立憲民主の、民主党か。で、今、立憲民主の顧問ですかね、県連の顧問かされてる方が使われたと。そういう、議員であったことが、当時が忘れられなかったということで使われたということですけども、やはりJRパスそのものをそういったプラスチックカードにしておくんじゃなくて、もう電子化をすると。そうすることによって使用履歴とか使用実績とか、もうこれは一目瞭然で分かるということにもなります。また、不正もしにくくなります。電子化というのはそういった意味でもぜひ、国民の皆さんにきちんと説明していくという意味でも、僕は電子化をやるべきだと思っています。 国でもいろんなITに関する議論等も進む中で、自分たちの、新幹線の、新幹線というか、JRの無料パスについてはずっとプラスチックカードというのはちょっと違うと思いますし、こういった不正事件があったからこそ、もう今後二度とそういうことがないように、また、どういう使用実態なのかっていうのをきちんと国民の皆さんにお示しできるように、これは電子化、デジタル化、これをすべきだと思います。これについては日本維新の会として提案できるように僕自身も働き掛けていきたいと思っています。 朝日新聞:ありがとうございます。 毎日新聞:ほか、ありますでしょうか。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見5月11日 全文3に続く