大阪府・吉村知事が定例会見5月11日(全文2)国会議員のJRパスは電子化すべき
質問がなくなるまで会見を続ける姿勢に変わりないか
フランス10:フランス10の及川です。吉村さんに公務での発言を、公務での会見で伺います。吉村知事は公務中の、一昨年4月20日、次のようにおっしゃった。2時過ぎから始まった僕の記者会見、終わったのは4時半、2時間以上ほぼ全部コロナ。こんなのざら。さらに毎日のぶら下がり取材、記者全員の質問がなくなるまで無制限でやる。橋下知事以来の大阪方式。田崎史郎氏は、僕の方針がぶれるだの危険だの知ったように言うなら府庁の記者会見に来て聞いてくれよ。このお立場は今も変わらないですか。 吉村:政治家として発信してることに、特に変わりはありません。 フランス10:半年会見に来ておりますが、2時間以上がざらのはずが、一度も立ち会えたことがないんですが、それは偶然なんでしょうか。 吉村:質問がなくなるまでやるということです。 フランス10:では手をあげていたら無制限にやるということですか。 吉村:そのあとの公務も当然あります。物理的な制約もあると思いますけれども、それは仕切りの中でやっていくということです。 フランス10:無制限にやらないと。次の質問です。きのうはゴールデンウイーク明け2日目の平日。吉村さんは登庁せず。大阪府ホームページによれば公務日程なし。休みぼけがまだ取れないんでしょうか。 吉村:特に言うことはありません。休みぼけってなんか意味も分かりません。休みぼけがあるわけではありません。 フランス10:自身の好きな民営化だったら、ゴールデンウイークが終わって2日目の平日に休むっていうことはまずないと思いますよ。 吉村:公務日程は秘書課において調整して進めていきます。
なんで北海道と南千島列島をごっちゃに言ったのか
フランス10:次に、先日行われた「北方領土展」についてお伺いいたします。北方四島を知ってますかと吉村知事に伺ったら、歯舞、国後、色丹、択捉とおっしゃった。政府の公式見解では、歯舞、色丹は北海道、国後、択捉は南千島列島。順番が大事なのに、なんで北海道と南千島列島をごっちゃに言ったのでしょうか。大阪府の展示ではちゃんと区別してありました。 吉村:特に答えることはありません。 司会:すいません。府政、公務に関するご質問ということでお願いいたします。 フランス10:はい。大阪副首都について。吉村さんは、大阪副首都は諦めないとおっしゃっていて、国が2026年までに南海トラフ地震が起きる確率は70%と推定している。副首都のほうが先に消滅してしまう可能性が高いのではないでしょうか。 吉村:質問の意味が分かりません。 フランス10:70%、南海トラフ沖地震、東京よりも大阪のほうが被害は甚大です。それなのに副首都を目指してどうするんでしょうか。 吉村:南海トラフ地震対策はしっかりと進めていきます。大阪府の副首都化も進めていきます。 フランス10:最後に公務の質問。手話通訳がいるのに、なんでマスクを外して会見やってらっしゃるんでしょう。 吉村:前の空間が広くて、口元が、見たほうが分かりやすいということだからです。 フランス10:手話通訳がいても? 吉村:重ねてやっていきます。 フランス10:以上です。 司会:ほかによろしいでしょうか。それではこれで記者会見を終了させていただきます。ありがとうございました。マイクを幹事社のほうにお返しいたします。