大阪府・吉村知事が定例会見5月11日(全文1)屋外で距離が取れるならマスクは必要ないと思う
大阪府の吉村洋文知事は11日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪府・吉村知事が定例会見(2022年5月11日)」に対応しております。 【動画】大阪府・吉村知事が定例会見(2022年5月11日) ◇ ◇
新たな波が形成されるのかどうか見極めたい
司会:ただ今から知事記者会見を始めさせていただきます。初めに知事よりご説明がございます。知事、よろしくお願いいたします。 吉村:本日は2点です。1点目は新型コロナウイルス関係についてです。現状のご説明とご報告とになります。まず1点目ですけれども、現時点、ゴールデンウイークが終わりまして、ゴールデンウイーク中はやはり検査数が少ないということも当然ありました。それによって新規陽性者数の発表数が少ないということがあったと思います。 また併せてこのあと、人の人流、接触の機会というのは非常にゴールデンウイークでやはり増えましたので、感染症ですから、それに合わせてそのあと陽性者が増えるということは当然あると思っています。その分析としまして今週、また来週の頭ぐらいまでを見れば、一定その傾向がつかめると思っていますので注視をしていきたいと思います。検査数等少ない状況、先ほど申し上げた人流が増えて人の接触の機会が増えるということは当然ありましたから、今週は先週のゴールデンウイークのときよりは増えると思います。ただ、新たな波が形成されるのかどうか見極めていきたいと思います。
7日間の新規陽性者数は横ばい
府民の皆さんにおかれましては基本的な感染対策の徹底をお願いします。とりわけゴールデンウイークが終わって、特に家庭内の感染であったり、職場、学校が始まっていますから、そういったところでの広がり、そういったところを、ぜひ基本的な対策を実施して、できるだけ防いでいく。また、もし陽性、症状等出れば速やかに検査を受けていただいて、できるだけ早く、早期の治療を受けていただきたいと思います。 現状ですけれども、7日間の新規陽性者数について横ばいの状態になっています。5月4日から5月10日まで、これは連休中含まれていますので少し横ばい、4月27日以降、横ばいになっていますが、このあと、きのう、今日もそうですけども、少しずつ増えてくるだろうというふうに思っています。これは連休の影響があります。このあとどうなるかということだと思っています。 陽性率です。検査数が少なくなる時期ですので陽性率下がっていますが、ただ、ちょっとまだ右肩上がりにはなっていない、横ばいの状態になっています。このあとどうなるかというところだと思います。それから無料検査所についての陽性率は2%ということで、ここも大きく上がっている状況ではないというのが状況です。年代別の新規陽性者数ですけれども、20代、30代の若い方の増加が見られます。このオレンジ色がそうですけども、ここ最近では20代、30代の若い方の新規陽性が増えていると。割合が増えているという状況です。これはもちろん行動範囲も広いと。そしてまた新たな波が起きるときっていうのはこの20代、30代が増えて、そのあと起きるというのがこれまでのセオリーですので、ここは注視をしてまいりたいと思います。そして年代別で見た、数字上で見た数字につきましても1以上続く、1.0以上続く日がこの直近4日間でも続いていると。ゴールデンウイークの終わりにかけて徐々に増えているということを表しています。 見張り番指標、4日連続で1を超えた場合という、この場合に見張り番指標を鳴らすということになっていますが、昨日の段階で見張り番指標としては鳴っているという状況になります。1を超えるという数字、これは、その前の検査が少ないという部分も、当然これはあるとは思いますので、ゴールデンウイークのそういった特性はあると思いますが、それを見てもやはり人流は非常に多く増加もしていますので、増える傾向にあるというふうに思っています。