高級魚ノドグロは丁寧なシャクりで!富山湾のアカムツは『手頃&軽量』タックルがキモ
かけたアカムツが暴れても軟らかいロッドを曲げて吸収。ファイトもアカムツジギングの醍醐味!
喰わせるシャクリ、寄せるシャクリ、ゼロテンションフォールを駆使して誘っていると、今釣行2尾目のアカムツがヒット! 清水「富山のアカムツは居れば素直に喰う。ほんと期待を裏切らないよね(笑)」 使用ロッドのアウトレイジSJがきれいな放物線を描く。軟らかいロッドで引きを吸収するのもバラシ減の効果的な対策だ。 ではファイトのコツは? 清水「無理して巻かないことですね。アカムツは身が切れやすい魚なので、サオに負荷をかけながらゆっくり巻き上げる。上がってきて光を感じるとまた暴れるから、軟らかいサオの曲がりでしっかり吸収する。とにかく魚の動きに合わせてゆっくり巻いてくる。そうすればバラさずに獲れます」 相手は高級魚のノドグロ。美味しいお土産を持ち帰りたい! だからといって早く獲ろうと焦るのは禁物だ。 そして場所を移動すると3尾目のアカムツがヒット。釣り場を熟知する船長がアカムツの居場所を読み、清水さんの喰わせるシャクリが答えを出した。 清水「今回、動画も撮っていますけど、リールを巻いてないシーンが多いと思う。底だけを意識して丁寧にシャクっているところをみていただければと思います」
富山のアカムツジギングはロッド+リールが400gを切る軽量タックルで楽しめる!
「富山のアカムツは素直」、「ボトムを意識してジグを丁寧にシャクれば応えてくれる」、「難しい釣りではない」、「浅いから楽」と実釣中に度々口にしていた清水さん。これなら挑戦できる! と意気込む人も多いはず。今回、清水さんが使用したタックルは、富山湾アカムツジギング・スタートアップキットとしてもおすすめのようだ。 清水「使用ロッドは発売されたばかり(2024年9月実釣時)のアウトレイジSJ。ソルティガの設計思想を受け継いだハイスタンダードスロージギングロッドです。どういうことかというと、軽くて軽快にシャクれる。感度が良くて強度も高い。ロッドを曲げて復元力を利用した丁寧なシャクリもしやすいです。しかも上位機種に迫る性能で価格は手頃。富山なら1番(61B-1)と2番(61B-2)があれば楽しめます」