【独自解説】2040年には高齢者の3人に1人が認知症?軽度認知障害なら健常な状態に戻る可能性も!期待の「ガンマ波サウンド」とは?原因と最新予防を“認知症研究の世界的権威”が徹底解説
アルツハイマー病治療薬として「レカネマブ」という薬が2023年12月から販売されています。対象は早期の症状や18歳~65歳の若年性認知症で、症状を治すのではなく進行を遅らせるものです。症状悪化を27%抑制し、平均約3年進行を遅らせるといいます。点滴での投与を2週間に1度・原則1年半の間行います。副作用として脳の部分的なむくみと小さな出血が現れることがあるそうです。投与開始後は2か月に1度程度MRI 検査をする必要があります。価格は年間約298万円と高価ですが、高額医療制度対象の場合、年間14万4000円・月額1万2000円の負担で済みます。 Q.治すのではなく進行を遅らせる薬ですか? (新井医師) 「この、アミロイドβを減らすというのは、例えて言うと、火事の時に火元を火が広がらないうちに消すということです。広がってしまっては火元を消しても追いつかないわけです。なので症状が軽いうち、特に前段階のときにアミロイドβを減らすことにより進行を遅らせることが期待されています」
7月4日、警察庁が発表したものによると、警察庁に届け出があった認知症の行方不明者が、2023年は1万9039人と過去最多となりました。 Q.夕方になると徘徊する 人は、生まれ育った実家に帰ろうとしていると聞いたことがあるのですが? (新井医師) 「広くいうと『夕暮れ症候群』といいますが、我々でも暗くなると何となく憂鬱になるし、もの寂しくなりますよね。高齢者もそうです。記憶というのは昔の、生まれた家の記憶や小さい頃の思い出が一番ありありと残っているので『おうちに帰りたい』というのはよくあるんです」
🔳もの忘れと違い「生活に支障がある」と認知症?
「認知症」とは、様々な脳の病気により認知機能(記憶・判断力)などが低下して社会生活に支障をきたす状態です。家族や周りが気付けるサインとしては、・もの忘れが増えてきた・趣味に興味なし・外出しない・お金を数えられない・賞味期限を過ぎる・同じものを買う などが挙げられます。
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