首位リバプール、マンチェスター・Uと大激闘2-2ドロー!! 2位との勝ち点差6で独走態勢キープ
[1.5 プレミアリーグ第20節 リバプール 2-2 マンチェスター・U] プレミアリーグは5日、第20節を各地で行い、MF遠藤航所属の首位リバプールはマンチェスター・ユナイテッドと2-2で引き分けた。マンチェスター・Uが先制するも、リバプールが逆転し、マンチェスター・Uが追いつくという激闘のシーソーゲームでドロー終幕。遠藤はベンチ入りしたが、2025年初陣は出番がなかった。 【写真】「イケメン揃い」「遺伝子を感じる」長友佑都の妻・平愛梨さんが家族写真を公開 リバプールの本拠地アンフィールドには昨夜から大雪が降っており、試合開催が危ぶまれた中での一戦。キックオフまでにはピッチ上の雪は取り除かれたものの、日中には天候が雪から大雨に変わっており、厳しいコンディションで試合が始まった。 最初のビッグチャンスはリバプール。前半14分、FWルイス・ディアスの斜めのパスにMFライアン・フラーフェンベルフが顔を出し、スルーパスにFWコーディ・ガクポが反応。だが、GKとの1対1で放ったシュートは惜しくも右に外れた。 さらに前半16分にはサイドチェンジを受けたFWモハメド・サラーがすぐさまペナルティエリア内に浮き球パスを送り、これにMFアレクシス・マック・アリスターが飛び込むも、1対1で放ったボレーシュートはGKアンドレ・オナナに阻まれた。 一方のマンチェスター・ユナイテッドも5-4-1ブロックから前に出るシーンを増やし、前半20分に決定機。左に開いたMFブルーノ・フェルナンデスのスルーパスにDFディオゴ・ダロトが抜け出し、クロスを送ると、FWアマド・ディアロがハイラインの裏を突いて走り込む。だが、ヘディングはミートせず。こぼれ球からMFコビー・メイヌー狙ったが、枠を外れた。 さらに前半42分、マンチェスター・Uは左サイド起点のビルドアップをいったん後ろに戻すと、DFリサンドロ・マルティネスが浮き球パスを最終ライン裏に送り込み、FWラスムス・ホイルンドが抜け出す。だが、シュートはGKアリソン・ベッカーのスーパーセーブに防がれ、0-0のままハーフタイムを迎えた。 それでも後半7分、マンチェスター・Uがついに先制した。リバプールDFトレント・アレクサンダー・アーノルドからの縦パスをL・マルティネスが素晴らしい出足で阻み、カウンター攻撃を始めると、そのまま左に開いていたB・フェルナンデスがキープし、中に運んでスルーパス。これに抜け出したのはL・マルティネス。強烈な左足シュートをゴール右上隅にズドンと突き刺した。 ところが後半14分、リバプールもついに目覚めた。相手のクリアボールを拾ったフラーフェンベルフが素早くつなぎ、これを受けたマック・アリスターが持ち運ぶと、スルーパスにガクポが反応。ペナルティエリア左に切れ込み、左足キックフェイントでDFマタイス・デ・リフトを滑らせると、最後は強烈なシュートでファーポスト際に突き刺した。 さらに後半22分、リバプールはアレクサンダー・アーノルドのクロスにマック・アリスターが頭で合わせると、これがデ・リフトの腕に直撃。一度はプレーが流されるも、VAR介入の末にハンドの判定が下され、リバプールがPKを獲得した。キッカーはサラー。右に鋭いキックを蹴ると、ボールは読みを合わせたオナナの手を弾いてネットに突き刺さった。サラーは今季19試合目で18ゴール目となった。 それでもマンチェスター・Uも譲らない。前半35分、クリアボールを拾ったB・フェルナンデスが左にスルーパスを出すと、これに抜け出した途中出場FWアレハンドロ・ガルナチョが深い位置からグラウンダークロスを送り込み、ゴール前で合わせたのはA・ディアロ。ダイレクトシュートをゴール右隅に突き刺した。 その後も両者ともに攻め続け、互いに決定機を作り合ったが、そのままタイムアップ。2-2に終わった。今節は2位のアーセナルも引き分けたため、1試合消化の少ない首位リバプールとの勝ち点差は6のままとなった。