小3の息子が…派遣だった妻が「エリート夫」からモラハラを受け続けて起きたこと
2024年10月31日文部科学省は「問題行動・不登校調査」(2023年度)を発表。これによると、全国の国公私立小中学校で「不登校」と判断された児童生徒が34万6482人(前年度比15・9%増)で、過去最多になったことがわかった。義務教育期間に学校に行けない児童生徒は、専門家などの十分な支援を受けていないケースも多く、文科省は今後、彼らの居場所を確保に力を入れるという。また「いじめ」の認知件数も73万2568件と過去最多だった。 【マンガを読む】「チョコも炭酸も禁止」しつけに厳しいママ友の「黒い噂」 小中学校での現場の教員の負担の多さも社会問題になっている。そこで起こっている問題について、学校のみならず家庭でも対策を考える必要がある。 キャリア10年以上、3000件以上の調査実績がある私立探偵・山村佳子さんは「子供の不登校や問題行動の背景に、親の浮気があるケースが多いです。浮気は家庭の不協和音を生む。そのはけ口が、力が弱い子供になることもあります」と言う。 山村さんに依頼がくる相談の多くは「時代」を反映している。同じような悩みを抱える方々への問題解決のヒントも多くあるはずだ。個人が特定されないように配慮をしながら、家族の問題を浮き上がらせる連載が「探偵が見た家族の連載」だ。 今回山村さんのところに相談に来たのは、50歳の専業主婦・結美さんだ。「夫がおかしいんです。もともとモラハラ気味だったんですけれど、お金もくれなくなって、離婚の話もちらつかせてくるんです」と山村さんに連絡をしてきた。 山村佳子(やまむら・よしこ)私立探偵、夫婦カウンセラー。JADP認定 メンタル心理アドバイザー JADP認定 夫婦カウンセラー。神奈川県横浜市で生まれ育つ。フェリス女学院大学在学中から、探偵の仕事を開始。卒業後は化粧品メーカーなどに勤務。2013年に5年間の修行を経て、リッツ横浜探偵社を設立。豊富な調査とカウンセリング経験を持つ探偵として注目を集める。テレビやWEB連載など様々なメディアで活躍している。