Apple初のスマートディスプレイはこうなる。現段階での噂と予想まとめ
Appleが新製品を出す時は、決まって大きな話題になります。それが新しいカテゴリーの新製品となれば、なおさらのこと。 Apple初のスマートディスプレイはこうなる。現段階での噂と予想まとめ ここ数カ月、噂にのぼっているスマートディスプレイもその1つ。詳しい情報がますます頻繁に漏れ聞こえてくるようになりましたが、どうやら、2025年のどこかのタイミングで発売されるようです。
なぜAppleがスマートディスプレイ?
Appleがスマートディスプレイをつくるのは当然の流れです。すでに必要なものはすべて揃っているのですから。 スマートスピーカー「HomePod」、そこに搭載されるスマートアシスタント「Siri」、さまざまなモデルを取り揃えたiPad、スマートホームのプラットフォーム「HomeKit」。これらすべてを合体させると、スマートディスプレイになるのです。 スマートディスプレイが製品群に加われば、Amazonの「Echo Show」や、Googleの「Nest Hub」と肩を並べることもできます。 スマートスピーカーから進化したこれらのスマートディスプレイは、とても使い勝手が良いことがわかっています。動画や画像が見れますし、音楽再生や、道順の検索、スマートホームの操作などに画面表示が活用できて便利です。 Appleは、この新しいハードウェアについてまだ公表していませんから、本当に開発されているのかどうか定かではありません。 とはいえ、たくさんの情報が流れてきており「これで1年以内に何もリリースされなければ、みんなビックリする」とまで言われています。 今のところ、私がつかんでいる情報は以下のとおり。
Apple製スマートディスプレイはどんな感じ?
Amazonの「Echo Show 10」は、スマートスピーカー「Echo」の上で「Fireタブレット」が回転するようなつくりですが、それをご存じならば、Appleが開発中と噂されているスマートディスプレイのイメージがつかめるでしょう。 Appleは、「HomePod」のオーディオ機能と「Siri」のアシスタント機能を統合し、そこに画面をつけようとしているのです。 その画面ではおそらく、Apple TVの番組を見たり、スマート照明をボタンタップで調整したりなど、あらゆることができるでしょう。 2024年7月、Appleのバックエンド・データベースに隠れていたコードから、どうやらこのデバイスが開発中であること、tvOSとhomeOSをベースにしたソフトウェアを搭載し、iPhone 16のA18プロセッサを使うらしいことが見えてきました。 Apple TVのボックスに搭載されたtvOSで何ができるかはわかりますし、A18プロセッサが載るなら、Apple Intelligence(今のところ、SiriにAI機能とChatGPTがついたもの)が使えるだろうことも予想できます。 スマートディスプレイではおそらく、現在のHomePodよりも、細かいことに踏み込んだ自然な会話ができるようになるでしょう。 HomePodと画面がどのように一体化されるかは、はっきりしません。 ディスプレイは「Google Pixel Tablet」のように、スピーカーホルダーから外して持ち歩けるようになるのでしょうか? あるいは、HomePodの上についているタッチコントロール式の制御部くらいの、小さいディスプレイになる可能性もあるでしょう。