Apple初のスマートディスプレイはこうなる。現段階での噂と予想まとめ
専門家たちはこう見る
「Seoul Economic Daily」は先日、Appleのスマートディスプレイ用に、6.7インチの有機ELディスプレイが準備されていると報じました。 それに先んじて、BloombergのMark Gurman氏(Apple関連の情報ソースとしては、おおむね信頼できます)は、画面は6インチで、HomePodのような据え置き型ではなく壁掛け型になるため、「Echo Showというよりは、8インチのAmazon Echo Hubに近くなる」という記事を書いています。 Gurman氏によると、このデバイスは「家電を管理し、ビデオ会議に対応し、AIを使ってアプリを操作する」もので、おそらくiPadのように小型スピーカーが搭載され、ビデオ通話やSiriとのやり取りが可能になるだろうとのことです。 画面を壁から外したい場合に備えて、大きめのスピーカーが、独立したドックとして販売される可能性もあります。 実は、Appleではいくつかのバージョンを試しているらしく、ロボットのようなアームに画面がついた、昔のiMac G4のようなデザインもあるようです(これもGurman氏による情報です)。 こうした異なるバージョンのモデルは、当然ながら価格も異なるでしょう。 Appleでは以前から「近いうちに『卓上ロボット』をつくる」という話もありますから、HomePodと画面が一体化し、ユーザーのあとをついて回るデバイスになるかもしれません。 ユーザーは好みのバージョンを選べると思いますが、ソフトウェアは基本的に同じで、スマートホームに力を入れたものになるでしょう。 発表は2025年後半、WWDC後か? 別の有名なAppleアナリストであるMing-Chi Kuo氏は、「ディスプレイ付きHomePod」は、「Appleのスマートホーム戦略を前進させるうえで極めて重要なものになるだろう」と述べています。 それはHomePodシリーズを「ポジショニングし直す」製品となり、発売は2025年後半、おそらく6月のWWDC 2025で、思わせぶりに紹介したあとだろう、とのことです。 Kuo氏も、画面は6~7インチと予測していますが、価格帯を含め、私たちがまだ知らないことはたくさんあるようです。 Source: Seoul Economic Daily, Bloomberg(1, 2, 3), Wikipedia, Medium
浅野美抄子(ガリレオ)