出番のないブランド服、いつまでもため込んでいませんか…?プロが教える、衣替えしやすい収納をつくる10の極意
季節の変わり目、もう衣替えは済んでいますか?何かと忙しくてつい後回しに…という方もいるはず。シーズン先取りのファッションを楽しむためにも、ここはひとつ、将来を見据えて、衣替えの手間がかからず、必要なときにサッとシーズンを切り替えられる「理想のクローゼット」をつくりませんか? 【写真集】二度と衣替えに悩まない!プロが教える、完璧なクローゼットをつくる10のコツ インテリアコーディネーターであり、整理整頓アドバイザーの資格ももつ柳生千恵さんに、衣替えのしやすいクローゼットをつくるコツを伝授してもらいました。
【ポイント1】衣替えをワードローブを見直すチャンスに
初夏と秋口の年に2回、衣替えをするという人も多いでしょう。「まずは衣替えのタイミングを、ご自分がもっている衣類が本当に必要なのかどうかを考えるチャンスだと思ってください」と柳生さん。 気がついたらいつもクローゼットがパンパンになっていませんか?クローゼットに服を詰め込むと、服が皺だらけになってしまい、いざ着るときに皺が気になるということにもなりかねません。 ぎゅうぎゅうに詰め込まれた状態では、服を探すのにも時間がかかってしまい、ワードローブをうまく着回すこともできないでしょう。さらに、服を引っ張り出しながら衣替えをするのは大変…。 そのため、まずは、「いるもの」と「いらないもの」を整理することから始めます。以下のような服は、思い切って処分することを検討してみましょう。 ・傷んでいる服 「着られない服の収納が幅をとって、お気に入りの服が皺だらけになっていたらもったいないですよね」と柳生さん。最初に処分したいのが、明らかに着ることのない、傷んでいる服です。ほつれやシミのある洋服を、修理してまで来年も着るのかどうか、自分に問いかけてみましょう。 ・サイズが合わない服 サイズが合わなくなった服を、何年もとっていませんか?「いつか着られるはず」と思っていても、体形が変わる頃には流行が過ぎている可能性が高いでしょう。少なくとも数年は着ないだろうと思われるサイズが合わない服よりも、今着られる服を大切に。 ・高価だったため捨てられない服 「今は着る機会がないけれど、高かったから捨てるのはもったいない」という服。「そんなときは、その服の今の価値を考えてみましょう。果たして、リサイクルに出しても高い値段がつくでしょうか?」(柳生さん) もしよい値段がつきそうなのであれば、リサイクルに出したり、フリマアプリを活用したりするのもいいでしょう。購入したときの値段より、今の価値がどうかを見直すことで、処分する気になれるはず。