出番のないブランド服、いつまでもため込んでいませんか…?プロが教える、衣替えしやすい収納をつくる10の極意
【ポイント2】長さ・形・色で分類する
不要なものを処分したら、いよいよクローゼットに収納していきます。使う人ごとにクローゼットを分けるのは前提として、「衣類を長さや形で分類すると整理しやすいですよ」と柳生さん。 例えば、上部に棚があり、その下にハンガーパイプがあるクローゼットの場合。 上部→バッグや帽子などを収納。 ハンガー部分→ ①コートやワンピースなど丈の長いもの ②トップスなど丈の短いもの ③ボトムなど丈が中くらいのもの にエリア分けして収納します。 丈の短いトップス類を掛けたところには、下に衣装ケースを置いてTシャツや下着など小さく畳める衣類を入れましょう。 「クローゼットに余裕がある場合は、さらに色分けするのもおすすめです。私はそうしていますが、その日のコーディネートを決めやすくなりますよ」(柳生さん)
【ポイント3】シーズンオフの保管用スペースも広めにとる
衣替えをする場合、シーズンオフの衣類は畳んで衣装ケースに収納したり、クローゼットの奥のほうに入れて保管するという人が多いのでは? 「今の季節の服をかけるエリアが10だとすると、シーズンオフのものを保管する部分も10の広さがあれば、衣替えのストレスは少なくなるはずです」と柳生さん。 たしかに、衣替えのたびに、保管する衣類をきっちり畳んで衣装ケースにぎゅうぎゅうに詰める作業は大変で、ストレスがかかるもの。 「10が無理でも、6から7くらいのスペースを保管用に割くことができると、気持ちがラクになりますよ。その意味でも、最初にいらない服を減らすことが重要なのです」(柳生さん)
【ポイント4】ゴールデンゾーンをつくる
ウォークインクローゼットなど広さのあるクローゼットでは、高いところや低いところ、端や奧など、手が届きにくいところも出てきます。ほしい服を探して無理に手を入れているうちに、ごちゃごちゃになってしまう、ということも…。 「クローゼットの扉を開いて、一番出し入れしやすく、見やすい場所をゴールデンゾーンと決めましょう。そのゾーンに今の季節に着る服やお気に入りの服を収納します」(柳生さん) 冠婚葬祭などでまにしか着ない服はゴールデンゾーンから外し、今シーズンの服を余裕をもって掛けられるようにしましょう。