出番のないブランド服、いつまでもため込んでいませんか…?プロが教える、衣替えしやすい収納をつくる10の極意
【ポイント5】衣装ケースはシーズン用とシーズンオフ用に同じ数を用意する
クローゼットに下着類などをしまうとき、衣装ケースがあると便利です。 「衣装ケースは季節のもの、季節でないもの、それぞれに同じサイズ、同じ数の引き出しを用意して収納します。オンの季節のものはゴールデンゾーンに収納して使い、半年後、そのまま場所を入れ替えます」(柳生さん) 引き出しのサイズがバラバラだと、衣替えのときに中身を全部出して入れ替えなければいけませんが、引き出しだけの場所替えなら簡単です。
【ポイント6】季節ではなくカテゴリーで分ける
最近は気候の移り変わりが読みにくく、冬でも春夏の服を重ね着して過ごせるようなことがあります。 「そのため、広いウォークインクローゼットがあるのなら、厳密に季節ごとにわけず、アウター、トップス、ボトムといった大きなカテゴリーで分類して収納すれば、コーディネートを楽しむことができておしゃれの幅が広がるかもしれません」(柳生さん)。 この方法なら、衣替えの必要がなくなります! 必要な衣類を整理したうえで、衣替えからの解放が可能かどうか、ぜひ検討してみましょう。
【ポイント7】ハンガーの形を揃える
「衣替えに限らず、ハンガーの形を揃えることはとても重要です」と柳生さん。クローゼットのなかで、クリーニング店のワイヤーハンガーと、ブランドショップの大きなハンガーが混在している、ということはありませんか? 「ハンガーが揃っていると、肩の高さが揃って綺麗に見えますし、スペースの無駄がなくなります」(柳生さん) ハンガーを購入する初期費用はかかりますが、思い切って揃えることで、憧れの美しく整理されたクローゼットが手に入ります。
【ポイント8】定期的に換気をする
せっかくクローゼットを整理しても、いつの間にかクローゼットのなかで洋服が傷んでしまっていた、ということになっては悲しいもの。 「収納した大切な衣類を守るために、ときどきクローゼットのドアを開けて換気をしましょう」(柳生さん) 短時間で効率よく換気したいときには、サーキュレーターや扇風機で風をあてるのもいいでしょう。クローゼットのなかに空気の流れをつくることができます。風をあてることで、衣類の大敵となる余分な湿気も取り除けます。