新田雄史が安定感抜群の走り/ボートレース津
ボートレース津の「伊勢新聞社新春レース」は1日に開催2日目を終了した。 水面はある程度落ち着いていたものの、レース内容は荒れ模様となった。5Rでは宇留田翔平が転覆。7Rでは黒崎竜也と酒井陽祐がフライング(F)。さらに8Rでは、まくりに出た吉川貴仁が強引な形となり、乃村康友が転覆、南佑典がエンスト。吉川は妨害失格となった。このレースでは6号艇の上野拓馬が恵まれて1着を獲得。3連単は19万3670円の超ビッグ配当が飛び出した。続く9Rでは東本勝利が道中で振り込み、そこに谷本幸司が乗り上げてエンスト。東本は妨害失格となった。 事故レースが相次ぐ中、新田雄史は安定感抜群の走りで4戦オール2連対をマーク。松尾充も超抜の動きを見せ、同じく4戦オール2連対と好調をキープしている。井口佳典は2、2、1着、豊田健士郎は初日こそ結果を残せなかったが、2日目に1、1着と巻き返した。 また、宮村勇哉が主力陣に割って入り存在感を見せている。初日には6コースまくりを決め、2日目もフライング艇が出たレースで冷静にスタートを決めた。恵まれた形ながら井口を相手に2勝目を挙げた。評判の高い仕上がりで、中盤戦でも活躍が期待される。
マクール