話題の『ソンジェ背負って走れ』も!「雨」が印象的な韓国ドラマ【前編】
気持ちが沈みがちな梅雨シーズンですが、そんなときは雨が印象的な韓国ドラマでその世界に浸ってみるのはいかがでしょうか。 優しく傘を差しだしてくれたり、むしろ2人で雨に濡れてみたり…。憂鬱な気持ちを晴らしてくれる胸キュン作品をご紹介します。
#1『ソンジェ背負って走れ』(2024)
不慮の事故に遭い、生きる希望を失っていたイム・ソル(キム・ヘユン)を救ったのは、デビュー間もないバンドのボーカル、リュ・ソンジェ(ビョン・ウソク)の言葉。ソンジェの熱狂的なファンになったソルでしたが、ある日、彼が亡くなってしまいます。未来のソンジェを救うために、2008年にタイムスリップしたソルは悲しい運命を変えることができるのか――。 生きている高校時代のソンジェを見て涙するソルに、傘を差し出すソンジェ。元の時代ではソンジェが亡くなる直前に、雪の中でソルに傘を渡すシーンがあり、私たちも思い出して涙せずにいられません。
ピョン・ウソクが、バンド「ECLIPSE」のソンジェとして歌う「夕立」は、実は一目惚れをしていたソルへの思いが込められた曲。出会いのシーンでは、ソルが黄色い傘を差してあげていました。 「夕立」はドラマが終わっても、人気が冷めやらず、6月12日にアメリカ・ビルボードのグローバル200チャートで167位に! 前週に199位で初めてランクインしてから、さらに順位を上げました。
#2『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』(2016)
高麗時代の英雄だったキム・シン(コン・ユ)は謀反の罪で処刑され、神の力によって不滅の命を生きる“トッケビ”となってしまいます。彼を永遠の命から解き放つことができるのは、唯一“トッケビの花嫁”のみ。900年以上の時を経て、出会った女子高生ウンタク(キム・ゴウン)との恋愛ファンタジーです。 ウンタクに雨が降る理由を聞かれ、トッケビは「私が憂鬱なせいだ」と答えます。雨が印象的なシーンが多く、そのたびに「トッケビが憂鬱なんだな」と誰もが想像し、その世界に没入すること間違いありません。