BMW、2025年型『S1000RR』にブレーキダクト追加、ウイングレットも変更。サーキットでの使用に向けて大幅改良
10月30日、BMWモトラッドはパフォーマンスを向上させた2025年型のスーパースポーツ『S1000RR』を公開した。それと同時にM1000RR、M1000R、S1000Rと4モデルが発表されている。 【写真】2025年モデルのBMW S1000RRのウイングレット 2009年にBMWモトラッドがデビューさせたS1000RRは、そこからモデルチェンジを繰り返している人気の大型バイクだ。WorldSBKのベース車両にもなっていたが、現在はM1000RRが使用されている。近年ではMパッケージなど、ハイパフォーマンスモデルもあり、M1000RR同様に公道でもサーキットでも楽しめるオートバイへと仕上げられた。 今回発表された2025年モデルは、特にサーキットでの使用に向けて大幅に改良された。プロライディングモードが標準装備されたほか、ブレーキダクト付きの新しいフロントホイールカバーが追加されてブレーキ冷却が改善。 一番大きく変わったのはウイングレットとサイドフェアリングでダウンフォースの増大が図られたことだ。これは2023年モデルのM1000RRに装着されたものを彷彿とさせるパーツへと変貌を遂げている。 カラーリングは『ブラック・ストーム・メタリック』、『ブルーストーン・メタリック』、『ライト・ホワイト/Mモータースポーツ』の3種類が設定された。2025年モデルのBMW S1000RRの価格や発売時期などの詳細は今回は発表されていない。 [オートスポーツweb 2024年11月05日]