1日3分の「座ってもも上げ」でぽっこりお腹を改善【ついでに3分ストレッチ#16】
kufura
鍼灸師、整体師である古賀直樹さんと『kufura』がコラボして、毎日できるストレッチや筋トレを紹介するシリーズ。今回は「ぽっこりお腹改善」にぴったりな、『座って「もも上げ」で骨盤リセット』をご紹介。 【画像9枚】座って「もも上げ」で骨盤リセットのやり方を写真で見る!効果が半減してしまうNG例も 体には、上半身と下半身をつなぐ「腸腰筋(大腰筋+腸骨筋)」と呼ばれるインナーマッスルがあります。腸腰筋は、腰から脚の付け根にかけての深い場所にあり、腸腰筋が固くなると骨盤を正しい位置に保ちにくくなります。その結果、反り腰や猫背、ぽっこりお腹の原因にも。腸腰筋をゆるめて骨盤の位置を整え、「ぽっこりお腹」を改善しましょう!
腸腰筋を鍛えることで肩コリも解消⁉
デスクワークや長距離移動などで長時間体を動かさないと、「腸腰筋(大腰筋+腸骨筋)」が縮んで固くなります。 腸腰筋が固くなることで骨盤が前に引っ張られると「反り腰」の原因に。反り腰は、放っておくと「お尻がでっぱる」「太ももの前が張りやすい」といった体型の悩みにもつながります。また、逆に骨盤が後ろに倒れた場合は、猫背になるため「ぽっこりお腹」になりやすく。 どちらにしても、腸腰筋を鍛えて骨盤の位置を整えると、良い姿勢が維持しやすくなります。 今回紹介する、腸腰筋にフォーカスした「もも上げ」は、骨盤を正しい位置にリセットすることで、ぽっこりお腹改善だけでなく、肩こり・腰痛の解消にもつながる一石二鳥の運動です。
「座ってもも上げ」で、ぽっこりお腹改善!
(1)椅子に浅く腰掛け、両手を左脚の上に重ねて置く この運動は座面が固い椅子で行いましょう。ソファーはNGです。 床に両足が付くように椅子に浅く座ります。背筋はまっすぐ、ひざを直角に曲げ、両ひざの間は、こぶし一つ分くらい空けましょう。両手を左脚の上に重ねて置きます。 (2) 左太ももを持ち上げながら、両手で太ももを押し返す 左太ももを真上に持ち上げながら、重ねた両手は太ももを押し返すようにグッと力をかけます。太ももを上げた状態で5秒キープ! 一度脚をおろし、力を抜いてからまた脚を上げて5秒キープ。これを5回1セットで行いましょう。 お腹にしっかり力を入れて、背中が丸まらないように行うことが大切です。 右脚も同様に、左右交互に各2セット行います。続けてできないときは、分けてやってOKです。痛みがあるときは、ムリをしないで!