メルセデスベンツ 280TE|気づけば30歳の名車。今も衰え知らずで家族の人気者です【文化系男子のファミリーカー選び】
UOMO世代の大人は、実際にファミリーカーをどう選び、乗っているのか。結論から言えば、とにかく自由であることがわかった。そして、家族みんながそのクルマ選びに賛同していることが何より素敵だ。子どもたちと、妻と、愛犬と。58組の「家族とクルマの関係」をお届けする。 【写真】メルセデスベンツ、BMW…「文化系男子のファミリーカー選び」の画像をもっと見る
スタイリストの山田さんが公私の相棒に選んだのは、傑作と名高いメルセデスのEクラスワゴン(S124)だ。 「洋服を積んで都内を頻繁に走るので、丈夫なワゴンが条件でした。S124は現行車よりもラゲッジスペースが広く、クラシカルな見た目がいい。そして何より、この時代のメルセデスの質実剛健なつくりのよさが決め手でした」 すでに30年も前のクルマだが、今も当然のようにファミリーカーとしてロングドライブもこなす。 「岐阜の妻の実家に帰るときや、家族旅行でも安心して乗れます。やはりアウトバーンの国。高速を快適に走れるように考えられているんでしょうね」
珍しいボディカラーは、純正色のインパラブラウン。「’90年代によく見られた絶妙な色味も気に入っているポイントの一つ」。 ラゲッジスペースのシートを持ち上げれば7人乗り仕様に。「後ろ向きで座るのが楽しいのか、子どもたちから大人気です(笑)」。