菅首相「強い経済を取り戻したい」 アベノミクスを継承
菅義偉(よしひで)首相は16日夜、内閣発足後初めての記者会見をし、2012年の安倍政権により全ての都道府県で有効求人倍率が1を超えたことなどを説明し、「働きたい人が働ける体制をつくった。バブル崩壊後、最高の経済状態だった」と成果を強調した。 【会見ノーカット】新内閣が発足 菅首相が会見 その中で新型コロナウイルスが発生したが「危機を乗り越えた上で、ポストコロナの社会の構築に向けて改革をし、必要な投資を、行い再び強い経済を取り戻したい」と訴えた。
需要喚起策「Go Toキャンペーン」にも触れ、「感染対策をしっかり講じることを前提に、観光、飲食、イベント、商店街などダメージを受けた方々を支援していく」と指摘。「今後も躊躇(ちゅうちょ)なく対策を講じていきたい。経済の再生は引き続き政権の最重要課題。金融緩和、財政投資、成長戦略の3本を柱とするアベノミクスを継承して、一層の改革を進めていく」と強調した。