「一人になったら死ぬ」「真実に近づきすぎても死ぬ」→サスペンス漫画の死亡フラグを回避するモブキャラの運命は予期せぬ方向に?【作者に聞く】
「キャー!!」大きな洋館に悲鳴が響き渡る。そこには胸にナイフが突き立てられた死体があった。この漫画は殺人事件が起こったところからスタートする。そして「僕は知っている」と心の中でつぶやくモブキャラがいた。これから次々と殺人が起こることをモブキャラなのになぜ予期できるというのだろうか? 【漫画】「絶対に死亡フラグを回避したいサスペンスBL」を読む 本作「絶対に死亡フラグを回避したいサスペンスBL」を描いたのは、漫画「ヤンデレカフェへようこそ」で「第51回pixivコミック月例賞」の大賞を受賞したひのみや(@ominomiya3)さん。今回は「絶対に死亡フラグを回避したいサスペンスBL」について創作の舞台裏を聞いてみた。 本作の見どころをひのみやさんに聞くと、「探偵さんが指紋隠し用に手袋をしていたり、物語中ずっと主人公を見ていたり…と、あとから見返すと少しゾッとするような小ネタを意識して描きました」と回答。続けて、「ダイイングメッセージもよく見てみると誰かの名前が書いてあるような…。ぜひ注意して見てみてください!」と、漫画のポイントを教えてくれた。 また、ヤンデレらしい顔は描いていてとっても楽しかったようで、「最後のページはわくわくしながら仕上げた覚えがあります」と述懐。読者からのコメントで「続きをください」「続編求む」という声がたくさん届いた点について、「無事に逃げ出した2人の後日談として、また別の事件に巻き込まれる推理ものの漫画を描きたいなとは考えています」と前向きなコメント。「本作のちょっとしたおまけ編はFANBOXにも投稿していますので、よければ読んでみてください」と笑顔で話した。 取材協力:ひのみや(@ominomiya3)