【全文】BBC日本語版開設(下)「ニュースの信頼性の源泉は組織か個人か」
英国放送協会(BBC)は10月から日本語版ニュースサイトをオープン。15日に都内でプレスイベントを行った。BBCグローバルニュースリミテッドCEOのジム・イーガン氏がBBCの報道姿勢や日本語版を開設した経緯などについて説明した後、メディアを取り巻く状況の変化をテーマにパネルディスカッションが行なわれた。イーガンCDEのほか、ジャーナリストの津田大介氏、スマートニュース執行役員の藤村厚夫氏、LINE上級執行役員の田端信太郎氏が参加した。 【全文】BBC日本語版開設(上)「『革新する』が93年前から一貫した答え」 以下はその全文。
Q:5年後に向かってメディアはどう対応すべきか?
加藤:ちょっと次の質問に徐々にというか移ろうと思うんですけれども、そういうニュースの出し方と、数字を追い掛けてしまいたい衝動というか弱き心と。もう1回言います、弱き心と。でも、大事なニュースは大事だから、それにしがみつかなきゃいけないよね。でも一方で、うるさいすし屋の大将にはなっては、もうそっぽを向かれてしまうだけだ。いろんなベクトルからいろんな異なる力学が働いていて、その真ん中にメディアがいるわけなんですけれども、それを経営する側の皆さん、津田さん、ちょっと若干違う。でもご自分の媒体とか持っていらっしゃいますから、メディア側はそういう中で、とはいってもビジネスなので、先ほど、5年前から比べてと質問をしましたけれども、では5年後に向かって生き延びるためにと言うとちょっと生々しいかもしれませんけども、5年後に向けてどういうふうに変えていかなきゃいけないのか、あるいは5年ではスパンが短ければもっと長くても結構ですけども。 質問ですね。今後、変化した視聴者に対して、今後、メディアはどのような役割を果たすべきでしょうか、という質問に対してまた、キーワードをちょっと1つ、ぱんと書いていただけますでしょうか。 いっせーのせでいきますので。 藤村:はい、分かりました。 加藤:ていうか、何気に田端さんの次に期待しちゃってるんですけども。 田端:そうですか。 加藤:うそです。大丈夫です。 田端:はい、書きました。