【スターダム】IWGP女子王者・岩谷麻優 H.A.T.E.撃破で王座戦へ弾み「潰してやりたい」
女子プロレス「スターダム」のIWGP女子王者・岩谷麻優(31)が、極悪軍団「H.A.T.E.(ヘイト)」を撃破し王座戦へ弾みをつけた。 新日本プロレスとの合同興行(17日、エディオンアリーナ大阪)で行われる同王座のV8戦では、ヘイトの渡辺桃を迎え撃つ。9日の東京・ニューピアホール大会では向後桃とのタッグ「ピーチロック」でタッグリーグ「ゴッデス・オブ・スターダム」レッドゴッデス公式戦に出場し、ヘイトの刀羅ナツコ&琉悪夏と激突した。 開幕戦でAZM&天咲光由に勝利を収めたピーチロックだったが、その後成績が振るわず。3連敗を喫し、1勝3敗の勝ち点2でこの日を迎えた。 序盤は向後がヘイトに捕まり2対1でボコボコにされ劣勢に陥った。だが、グロッキー状態の向後を岩谷がアシストし好連係を発揮。岩谷が刀羅を投げっぱなしジャーマンで吹き飛ばすと大歓声が上がった。 10分過ぎ、岩谷が琉悪夏の毒霧を回避し刀羅に誤爆させることに成功。さらに向後と合体ドドンパを炸裂させ一気に流れを引き寄せた。最後は岩谷が刀羅にムーンサルトプレスを決め3カウントを奪った。 試合後、勝敗に納得のいかない琉悪夏に踏みつけられた岩谷は、セコンドにいた渡辺にバットで殴られてしまう。 それでも何とかマイクをつかんだ岩谷は「ヘイト…反則や仲間の力ばっかりで一人の力じゃ何もできねえのかよ。渡辺桃、IWGP戦では、凶器でもセコンド介入でも受けてやるよ。その上で勝てばかっこいいでしょ」と必死に立ち上がった。 向後の肩を借りバックステージに現れると「今日勝ったのはピーチロック。IWGPも最後に勝つのは岩谷麻優。やられてもやられても…いや、やられる前に潰してやりたいと思います」と王座戦に向け闘志を燃やした。
東スポWEB