明豊・山本、ハッスルプレーでユニホーム破れる珍事 選抜高校野球
やぶれたのはチームではなく、ユニホーム――。第93回選抜高校野球大会は第10日の31日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で明豊(大分)―中京大中京(愛知)の準決勝があり、九回の明豊の守備で背番号「9」の右翼手・山本晃也(3年)のユニホームが破れ、別の選手のユニホームを着て守備に戻るハプニングがあった。 【明豊vs中京大中京】接戦を写真特集で 2点リードの九回無死、中京大中京・加藤優翔(3年)の飛球に飛び込み、ユニホームの左肩付近が破れた。ベンチに戻った山本は、途中交代していた竹下聖人(2年)の背番号「3」のユニホームに着替え、グラウンドに戻った。背番号は大会本部から各出場校に渡されており、代用がなかったとみられる。 試合は明豊が5―4で中京大中京を降し、春夏通じて初の決勝進出を果たした。【新井隆一】 ◇決勝戦もライブ中継 公式サイト「センバツLIVE!」では、決勝もライブ中継します(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2021)。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/senbatsu/)でも展開します。