離島防衛を想定、日米が共同訓練 九州・沖縄で国内最大規模
陸上自衛隊と米海兵隊は28日、九州・沖縄にある自衛隊や米軍の施設を中心に、離島防衛を想定した実動訓練「レゾリュート・ドラゴン」を開始した。8月7日まで。陸自は九州・沖縄の防衛警備を担当する西部方面隊など約5700人、米軍は在沖縄海兵隊など約3200人が参加。米海兵隊との訓練では国内最大規模となる。 電磁波を含めた陸自の領域横断作戦と、小規模部隊を島しょ部に分散させる海兵隊の「遠征前方基地作戦(EABO)」を踏まえ、日米の連携を確認。今年3月、沖縄県うるま市の勝連分屯地に発足した第7地対艦ミサイル連隊が初参加する。 陸自と海兵隊の輸送機オスプレイ計10機が活動する予定。