【新日本・WTL】矢野&ボルチン 棚橋&邪道撃破で首の皮一枚つながる「社長にぶたれた!」
新日本プロレス「ワールドタッグリーグ(WTL)」Bブロック公式戦(4日、佐賀・唐津)で、矢野通(46)、ボルチン・オレッグ(31)組が優勝戦線に踏みとどまった。 勝ち点6で迎えたこの日は、棚橋弘至&邪道と激突。負ければ脱落の一戦で、気を吐いたのがボルチンだ。棚橋&邪道にまとめてブレーンバスターを決めると、棚橋をボルチンシェイクからボルチンズリフトで放り投げる。 ボルチンが攻撃し、矢野がフォールにいくという〝分業制〟で有利に進めた。最後は矢野の頭脳プレーが光った。棚橋のスリングブレイドをかわすと、レフェリーを突き飛ばして死角をつくる。すぐさま棚橋&邪道に634(2人同時の急所攻撃)を決め、そのまま邪道を横入り式エビ固めで丸め込んだ。 これで勝ち点8。首の皮一枚つながった矢野が「社長にぶたれた! ママにもパパにも最近ぶたれてないのに!」と叫び続ける中、ボルチンは「次、TMDKは本当に強い相手。すごく気持ちが入っているから、早く戦いたい。TMDKに勝ったら決勝に行ける可能性があるから、とりあえず頑張ります」と、マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイストとの最終公式戦(6日、鹿児島・薩摩川内)へ気持ちを切り替えた。
東スポWEB